限定生産の2次型を組んでみます。
生産数が数分の一しか打てないので直販のみとなっている2次型の違いを色々見てみます。
問屋まわりする3次型です。
直販のみの2次型です。
戸袋窓の高さが異なります。
網棚の構造変更により、3次型では天地が抑えられるようになりました。
またドアが腐食により総交換となり、3次型のような角い窓から2次型でモールドされているHゴムドアに変更されております。
末期はATO試作車などの一部を除いてHゴムドアが多かったので、見た目では直販仕様が記憶にある方も多いかも知れません。
また雨樋位置が直販の2次型ではやや下にあります。
またモニター通風器も形が異なります。
こちらで調べると、グリーンの中央線仕様は前面が丸っこい1次型と今回の2次型でほぼすべてが占められているようで、中央線再現には自然と直販で購入することとなるでしょう。
先の3次型の余りパーツを使って2次型を組みますが、屋根だけ共通なので新調達となります。
(製品では2次型ランナーから3次型側面を取り除いたものとなるようです)
いつもどおり。
テケテケと
組みます。
台車は丸の内線台車をはめてみます。
あっという間です。
モニターの違いです。
雨樋の高さが異なります。
台車の似ている似ていないかはコレで判断してください。
今回は非ATC前面を取り付けました。
ヘッドライトレンズを削ってヘッドライト・テールライト撤去跡にするだけで行きますがまだ加工して居ません。
4連の中間封じ込め仕様にすればよく、更に言うとフォローパーツで引き戸部品が出来れば、もっと良くなります。
中間封じ込め先頭車は開き戸の貫通扉が撤去され、どちら向きかわからないのですが妻面でドア無しの先頭車の元運転台側に、外付け外吊り引き戸の貫通扉が新たに設けられているようです。
http://js3vxw.cocolog-nifty.com/photos/osaka_c_50/oc_5048.jpg
↑参考ネット画像
モニタ屋根は端部も違います。
ああ・・・。
前面部品の側面雨樋はこちらに合致してしまったのか。
苦労が色々交錯しているようです。
前面差です。
これはどちらも相互にありえます。
1970年代以降から末期なら先頭は右の前面を用い、左の前面はヘッドライトレンズモールドを真平らに削って撤去先頭車にすることで解決します。
更にエッチングドアが出るといいですね。
妻面差です。
同じく偶数奇数向きだそうです。
こういった連結例はないようなので、この2両は別編成設定にするべき車です。
ユニット解体は見当たりません。
まだ編成研究していないので、断言できませんが・・・。
意外と深い50系の謎がいっぱいです。
抵抗器配置だけでも、生駒超仕様やオールM仕様車、4M2T仕様車などで異なるようです。
↑鉄道ピクトリアル585は必須かと思います。
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