荷物が届きまして。
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に頼みもしていないのに何かなと思えば、某所からサンプルとして送り込まれた
新規製品・マイクロエースSLすずらん号セットです。
「何とかしてみませんか」
という言葉にホルホル煽てられて着手です。
なんとか・・・?
オハの後ろ妻です。
左は、改良はまなすセットのオハです。
初期のあまりに間抜けな14系はまなすからは大きく改善されたマイクロ14系座席車ですが、未だに治らないのは屋根Rが致命的に異なることです。
屋根肩かたRからトップRまでデローーーと締まりのないカーブを描いてありますが、実車はもっと肩が小Rで立ち上がり、トップRはもっと緩いRなんですよね。
12系JTも全てこの欠点があり、ここだけは見なかったことにしなければなりません。
恐らく165系電車用のR断面流用じゃないかなぁ。
それでも、表記類が更に増えて、
一時期の不細工な妻面もしっかり表現されています。
但し、テールライトが非点灯です。
変な所でけちっています。
でもよく纏まってきています。
スハシ441
残酷ですが
KATO最新スハフ42と並べて見ました。
マイクロのものはGM初期の客車キットから寸法を持ってきていないか?というディテールです。
しかもドアがオハフ61やマニ60に見られた木ドアでありえない設定です。
実車両。
既になんでこういう差が生まれるのか意味不明です。
指摘すらバカバッカしくなるレベルです。
実はあまりに適当なでっち上げレベルのセットなのではないかと。
ちなみに実物はオハフ51-29のオハテフ510-51改造時に不要となったテールライトを引き剥がして取り付けています。
オハテフ510-51。
この反対側は
見えにくいですがテールライトが外されているのです。
この部品が回ってきています。
まぁ、車掌窓も残した造形のままですし、「要はスハフ42を塗直しただけでしょ?」というのが今回のモデリングです。
実物の逆サイドはテールライトすら有りません
モデルは
もちろん残してあります。
ちなみにデッキの堀の浅さもTN対応なんてやっているが故に、トミックスと同じ欠点である「デッキドアの彫りが極めて浅い」ものとなっています。
TNタイプにするくらいなら、ドアをちゃんと表現して欲しいものです。
てか
プレスラインがあってHゴムのよううな塗装がしてある架空のドアです。
窓もご覧のとおり実に適当な処理です。
窓高さも印象好適なKATOと比べるとこのように
全体が下に下がって表現されていますが、これはもうどうにもなりません。
但しKATOのHゴムドアより実車は幾分小さいドア窓です。
こうして見ると配置区表記も随分大きいです。
床下も本物は随分
適当です。
スハフ42のままであります。
スハフ44ですからバッテリーボックスはもちろん大きいです。
また上の写真を見れば、発電機のようなものも吊っているんです。
ヨです。
一見素敵ですが・・・・ん?
実車、実は黒なんですが最初期はぶどう色なんで其れは良いでしょう。
まぁ問題は、デッキです。
上の写真はヨ太郎二号車のヨ4647ですが、当然デッキは外部には出られないように閉鎖されています。
(デッキ当該部分も張り替えられてリベットレスですが)
ブレーキハンドルも有りません。
デッキ嵩上げ柵
手間のかけどころでしょう。
テールライトもオーバーディテールですね。
って、
反対側は貫通幌がありません。
本当にヨ3500オリジナルにテールマークを挿しただけのようです。
ちなみに実車のヨ4350は両貫通路付きになっております。
このまま行くにしても幌が欲しいですね。
いや、やっぱデッキ周り閉鎖したい。
結構手を入れる部分がありそうです。
↑あくまでも「既製品のグレードアップ」を言うお題目があります。