鉄道模型工作記録帳

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【N】SLすずらん号を弄る1

2011-10-03 21:23:00 | 旧型客車


荷物が届きまして。


AMAZON

に頼みもしていないのに何かなと思えば、某所からサンプルとして送り込まれた


新規製品・マイクロエースSLすずらん号セットです。

「何とかしてみませんか」
という言葉にホルホル煽てられて着手です。


なんとか・・・?


オハの後ろ妻です。
左は、改良はまなすセットのオハです。

初期のあまりに間抜けな14系はまなすからは大きく改善されたマイクロ14系座席車ですが、未だに治らないのは屋根Rが致命的に異なることです。
屋根肩かたRからトップRまでデローーーと締まりのないカーブを描いてありますが、実車はもっと肩が小Rで立ち上がり、トップRはもっと緩いRなんですよね。
12系JTも全てこの欠点があり、ここだけは見なかったことにしなければなりません。
恐らく165系電車用のR断面流用じゃないかなぁ。

それでも、表記類が更に増えて、

一時期の不細工な妻面もしっかり表現されています。


但し、テールライトが非点灯です。


変な所でけちっています。
でもよく纏まってきています。

スハシ441

残酷ですが


KATO最新スハフ42と並べて見ました。

マイクロのものはGM初期の客車キットから寸法を持ってきていないか?というディテールです。

しかもドアがオハフ61やマニ60に見られた木ドアでありえない設定です。

実車両。
既になんでこういう差が生まれるのか意味不明です。
指摘すらバカバッカしくなるレベルです。
実はあまりに適当なでっち上げレベルのセットなのではないかと。

ちなみに実物はオハフ51-29のオハテフ510-51改造時に不要となったテールライトを引き剥がして取り付けています。

オハテフ510-51。
この反対側は

見えにくいですがテールライトが外されているのです。
この部品が回ってきています。

まぁ、車掌窓も残した造形のままですし、「要はスハフ42を塗直しただけでしょ?」というのが今回のモデリングです。


実物の逆サイドはテールライトすら有りません
モデルは

もちろん残してあります。
ちなみにデッキの堀の浅さもTN対応なんてやっているが故に、トミックスと同じ欠点である「デッキドアの彫りが極めて浅い」ものとなっています。

TNタイプにするくらいなら、ドアをちゃんと表現して欲しいものです。

てか

プレスラインがあってHゴムのよううな塗装がしてある架空のドアです。
窓もご覧のとおり実に適当な処理です。

窓高さも印象好適なKATOと比べるとこのように

全体が下に下がって表現されていますが、これはもうどうにもなりません。
但しKATOのHゴムドアより実車は幾分小さいドア窓です。

こうして見ると配置区表記も随分大きいです。


床下も本物は随分


適当です。
スハフ42のままであります。

スハフ44ですからバッテリーボックスはもちろん大きいです。
また上の写真を見れば、発電機のようなものも吊っているんです。


ヨです。
一見素敵ですが・・・・ん?


実車、実は黒なんですが最初期はぶどう色なんで其れは良いでしょう。
まぁ問題は、デッキです。
上の写真はヨ太郎二号車のヨ4647ですが、当然デッキは外部には出られないように閉鎖されています。
(デッキ当該部分も張り替えられてリベットレスですが)

ブレーキハンドルも有りません。
デッキ嵩上げ柵





手間のかけどころでしょう。
テールライトもオーバーディテールですね。


って、
反対側は貫通幌がありません。
本当にヨ3500オリジナルにテールマークを挿しただけのようです。

ちなみに実車のヨ4350は両貫通路付きになっております。


このまま行くにしても幌が欲しいですね。
いや、やっぱデッキ周り閉鎖したい。




結構手を入れる部分がありそうです。


  ↑あくまでも「既製品のグレードアップ」を言うお題目があります。


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