庭に植えていたミニトマトが赤く色づき収穫しました。トマトは荒野に育つ植物のせいか堆肥が少ない所でも大きく育ち、多くの実をつけてくれます。自然の営みを近くで観察出来、日々大きくなる姿を見えるのが楽しい。
主人はバラやサルスベリについた虫の殺虫予防や庭木の手入れを一日中してくれました。
今日の夕食は、
◆魚と焼き野菜の黒酢ソース ◆トビウオのたたき ◆三度豆の明太子和え ◆焼き茄子の味噌汁 ◆ご飯
食道がん ≪ためしてガッテン≫要約 ⇔ またまた保存ボタン押下で内容消失、再度記事を作成。
食道がんで年一万人が亡くなる。それは自覚症状がなく、早期発見が難しく、転移が早いからです。胃がんは早期発見が60%に対し食道がんは22.7%です。なぜ早期発見が難しいか①食道は25~30cmの長さで蠕動運動により食べ物すぐ胃に移動し、がん細胞との接触が短く、ちょっと沁みる程度②X線検査をしても①の理由により造影剤が留まらない③内視鏡検査は主に胃・12指腸検査(6分46秒)で食道は胃カメラの通り道に過ぎない~食道がん検査もすれば13分10秒と倍の時間がかかる~。通常の健康診断、がん検査では対象外であるためである。そして、食道の1mm膜の横に平行してリンパ管が走っており、がんがリンパ管に浸潤し全身に転移しやすい。
発生原因はタバコを吸う人はタバコが主犯で酒が共犯となるが吸わない人は酒が主犯となる。40度の強いアルコールが食道を傷め、修復できないまでになると表面が白色になる。アルコールは食道、胃を通って12指腸、小腸で血液に吸収される。血液中アルコールは肝臓でまずアルコール分解酵素で発がん物質であるアセトアルデヒドになり、さらにアセトアルデヒド分解酵素で無毒な酢酸と水になる。分解酵素は体全体に存在するがなぜか食道では活動しない。理由は分らない。アセトアルデヒドは赤い顔(フラッシュメント)、吐き気、頭痛など悪酔い状況を引き起こす。逆に言えばアルコールを飲んで赤い顔になる人はアセトアルデヒド分解酵素が1/16しか働かない[1/16→?]。日本人の4割は赤い顔になる。それはアセトアルデヒド分解酵素には強い濃度で機能するALDH1と弱い濃度で機能するALDH2があり、両方がないと円滑に分解していかないが、新モンゴロイド遺伝子はALDH2不活性型になっており、日本人は新モンゴロイド遺伝子を引き継いだ人が多いからである。
早期発見が難しいことは先に述べた。食道がん有無の判別は初期では凹凸のない表在で一見しても分らない。最近は波長の短い青色発光を出すEBI内視鏡で血管状況(がん部分は細い)で判別したり、ヨード液を振掛けグリコーゲンとの反応(正常部はグリコーゲンと反応して茶色、がん部は反応せず白ピンク色)で判別する。検査は5千円程度。手術は進行度により違い本格的な手術は12時間以上に及ぶ場合がある。