人は誰でも等しく価値を持っていると言うのに、実際は頭の良さであったり、顔形やスタイルの良さであったり、運動神経の良さであったりを意識しないという事はない。ある時誰よりも強く意識しだして今まで見なかったものが無意識に見えてきて、そのために強く意識するようになる。本当はみんな、どんぐりの背比べみたいなもんだが、その少しの差が本人にとっては大事件になる。そしてコンプレックスの塊となって心を開こうとしなくなる。どうせ…とか、結局…とか、前向きに考えられずに開き直れない。もっともっとハンディを背負っている人がいることに気付かないふりをして自分が不幸のどん底に居るかのように物語を作ってしまう。悲劇の女王や王様になることで自分を卑下し続ける。希望があってもその灯りを自ら消してしまう。神から与えられたとかたくわ(=頑固)に思い込んだコンプレックスを逆手にとって、コンプレックスがあるから人は強くなれるとコンプレックスに勝負を挑み続けることが人生ではないのかと考えない。誰しも不満や不安、そしてコンプレックスを持たない人はいない。自分だけがどうしてと思って嘆くが他人には弱みを見せたがらない。弱みを見せればそこを集中的に相手に攻められると思うから。みんな、表現は多様だけれど、心の中はみんな、一緒。望めばみんなに、希望はあるのに…。不幸だと思わず今年も生きようと思う。
今日の夕食は、
◆ひらめのムニエル ◆大根とリンゴのヨーグルトサラダ ◆昆布の当座煮 ◆コーンスープ ◆ご飯
~ ~