雨には紫陽花〔あじさい〕の四葩〔よひら〕がよく似合う。雨に打たれてもしっかりと花の球形を守っているけれど、だんだんと花の色を淡く紫色や薄紅色に変えられてしまうところに趣を感じる。藍色を集めた「あづさい(集真藍)」がなまった花は日本古来からの花だからであろうか。しかし、唐の詩人・白居易が別の花(ライラック?)に付けた名・紫陽花を平安時代の知識人が誤ってこの花の漢字に当て、それが広まって今にきているらしい。そして昔ならそこに蝸牛〔かたつむり〕が配置されたイメージが浮かんでくる。それにしても雨がよく降り続いている。
◆ビフカツ ◆甘エビの刺身 ◆ズッキーニと玉葱のマヨチーズ焼き ◆キャロットラペ ◆味噌汁 ◆ご飯
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