最近ことわざでもある
「憎まれっ子世に憚る」
を、ひしひしと実感しています。
意味は、人からにくまれたり、嫌われたりしているような者が、
案外、世の中では幅をきかせているということ。
これは、私自身会社で〇ワ〇ラにあい、
あと数日で会社を退社しますが、
何度か問題視されても、
張本人は、会社から特にお咎めなし。
今も相変わらずです。
受験も、
わが子は、まあ人の助言を耳に貸さなかったので、
今回うまくは行きませんでした。
が、中1からずっと計画的に勉強し、
学年でも常に上位だったTちゃんが、
推薦も、先日あった国立二次試験も、
ご両親が言われるには、
「まず落ちていると思います」
とのことでした。
よく受験は、団体戦。
『自分さえよければいい』
と言う人間は失敗すると言われています。
ドラゴン桜でも、
『性格の悪い奴は落ちる』
と、桜木は話していました。
でも、わが子の学校は、
中学から常にトップのMちゃん。
※私立中高一貫校
自分は人の勉強法を聞いても、
自分は全く教えない。
と言うこともあって、
男女とも嫌われ、
いじめに遭っても、
先生方は助けてくれませんでした。
実際卒業式後の親子会も、記念撮影も、
誰ひとり彼女を誘いませんでした。
が、推薦で国立大学合格しました。
そして、中学の頃、
わが子にストーキングしていた
これまた成績のいいI君。
彼は成績もいいですが、見た目も悪くなく、
先生の受けもいい。
ある意味模範的生徒です。
わが子が軽く告白され、
断ってから、嫌がらせをされるようになりました。
友人として仲も良かったので、
恐らく断られない自信があったのでしょう。
1年ぐらいわが子はこそこそと、
悪口を言われていたそうです。
そんな彼も、
難関国立大合格していました。
他にも中学の時、
反抗期と思春期の狭間と言うこともあり、
担任に反抗。
担任は、うつ病になり、退職してしまいました。
その原因とも言える生徒数人は、
判を押したように、
推薦や一般で合格を決めていました。
というように、努力し、
友達に勉強を教えていたり、
親切なTちゃんが落ちて、
真逆な生徒たちが合格したことに、
世の中の無常を感じました。
受験と言うのは、
「いい人が合格」ではなく、
その時、実力を発揮できた人が
合格出来る事はわかっています。
でも、ずっと休みも勉強を計画的にしていると、
春の顔合わせで、教員であるご両親が、
毎年誇らしげに仰っていました。
そんなTちゃんが落ちて、
『自分さえよければいい』
MちゃんやI君。
その他生徒は合格している理不尽さは、
本当に悲しくなります。
メディアでは、
「正義は勝つ」「悪は滅びる」
番組がありますが、
現実はうまくは行きません。
だからこそ、昭和ー平成にかけて、
放送されていた
「水戸黄門」「大岡越前」などが、
人気があったのでしょう。
また、嫌な人ほど長生きをし、
いい人ほど早死にします。
長い年月で見れば、
Tちゃんにいいことがあるのかもしれませんが、
やはり子どもや両親としては、
やり切れません。
現役受験では、残念な結果になってしまうようです。
私も立ち直るまでに時間が掛かりました。
どうしても行きたい大学なので、
Tちゃんは浪人するそうです。
来年、Tちゃんが合格することを願わずにはいられません。
わが子も行きたい方向へ行けますように!!