祖母の遺言と書きましたが、
別に枕もとで言われたわけではありません(笑)
まだ、元気だったころ、
貯金のことをなぜか「ちょっきん」
と言っていました。
「ちょっきんをたくさんして将来に備えておきなさい」
は、とにかく言われましたね。
これは、祖母がずっと苦労していたからだと思います。
祖母の時代は、年金は自由加入だったこともあり、
途中で加入しました。
ですから、月に2万円ちょっとしかありませんでした。
※嘘か本当かわかりませんが、
戦争中年金手帳を紛失した人は
もらえないと聞いたことがあるそうです
それもあり、自宅近くの畑で野菜作りをし、
ずっとそれこそ86歳で亡くなるまで、
靴下の内職をしていました。
※靴下をナイロンに入れたり、
ピン止めをしていました
年金と内職で月に5万円ぐらい。
夫婦で10万円ちょっとでしたが、これは、
息子夫婦と同居なので、
生活が出来ていたのだと思います。
働き者で、人に好かれる祖母は、
よく玄関の上がり框でに腰掛け、
近所の人と毎日のように、
おしゃべりをしていました。
おしゃれでしかも食欲旺盛。
あの当時のお年寄りは、
肉料理などほとんど食べないのに、
歯が丈夫なこともあり、好きな料理は、
圧倒的に肉料理でした。
長期休みは、私の実家に
1週間ぐらい滞在し、
実母と畑仕事や一緒におせちを作っていました。
そんな祖母が良く言っていたのは、
「生活は質素にするように。
ちょっきんをたくさんしなさい」
でした。
私が社会人になってからは、
今までのお返しに、
お年玉を渡しました。
ちなみに初任給は、
祖父母を外食に招待しました。
祖母の忘れられない遺言は、
「財布は自分より資産のある人からもらいなさい。
それが金運アップになる」
です。
ですから、私は、毎回と言うわけではありませんが、
明らかに自分より資産のある叔母から
買ってもらうことがあります。
昨日は、一粒万倍日と言うこともあり、
新しい財布をもらいました。
自分では買わないゴールドの長財布!!
これで、今まで以上に金運が上がることを願っています。
ちなみに若い時に見てもらった
手相占いは、
「お金の困ることもないが、
金持ちになることもないです」
困らなければいいので、
地道に生きていこうと思います。