科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

中学受験には年収700万円本当に必要なのか? 参考用

2019-11-07 07:38:57 | 日記
よくネットで掲載されているのは、中学受験には、ボーダー年収700万円ないと無理!!
という記事。
特にこの時期は、よく掲載もされていますし、もちろん読まれる方が多いと思います。

大学入試が記述式共通テストになるということで、
今までになく、中学受験は人気が高まっています。
一般的に、中学受験は中高一貫、場合によっては大学まで受験なしで、
進学できるのですから、人気があるのはわかります。

では、実際700万円必要か?
この金額、ほとんどの記事が、税込みなのか、手取りなのか不明確です。
手取り700万円となれば、ほぼ税込み1000万円に手が届く金額です。
よく婚活で相手の年収を1000万円以上など聞きますが、実際20-30代前後では、
全体で5%もいない、実に低い割合です。
ならば、夫婦で700万円か?
これなら、かなり可能な夫婦もいますが、まず正社員でしょう。
昔と違い、産休・育休を取りやすい企業が増加したものの、
現実は第1子出産後に退職は、全体の4割以上の統計があります。
日本という国は、まず正社員という椅子を手放すと、
相当能力が高いか、運がよくないと、もう一度その椅子には座れない国です。
ですから、700万円という数字は、30-50代の男性の収入に、
パートナーが不足分を手出しするという形がほとんどでしょう。
ですから、かなり厳しいと言われるたるゆえんかもしれません。

私のあくまでも、一個人の感想ですが、
700万円というよりも、こどもの必要経費を出せるかどうかだと思います。
塾にしろ、実際入学してからにしろ、かなりの金額は動きます。
でも、700万円あったとしても、奨学金なり、家や車のローンがあればかなりきついでしょうし、
逆に借金がない場合、生活費が年間250万円程度なら、子どもに150万円使っても、
手取り年収400万円の家庭でも、行かせてやれないことはありません。
ただし、この場合、この後かなり努力をしないと、大学進学費用・老後費用が厳しくなります。
6年間は何とかなっても、そのあとの大学費用は同水準しか用意できないということになってしまいます。
ですから、あながち700万円は間違いとは言えません。

一個人の意見として参考になさってください。


コメントを投稿