詐欺は思わぬところに 参考用

昨日、実母と叔母と会い、久しぶりに家族とともに食事をしました。
その時、実母が、
「最近お風呂のボイラーに灯油を入れるのがつらくなった。
電化にしてもいいか？」
と言ってきました。
私は実家とはいえ、別に住まいがあるので、母親の好きにしたらいいと返答。
「実は、数日前に電話があったの。
電化給湯器にしませんか？
でもね、次々色々な人に電話を替わって、説得されたら、怖くなっちゃって、
今度娘に相談しますから、いいですって言ったら、電話が切れたの」

それ、間違いなく詐欺でしょう！！

というのも、同じ会社で近所の人が、ローンで70万円で給湯器を取り付けた。
70万円なんて市価の倍の価格です。
こんな田舎の資産家なんてありえない地域でも、詐欺は狙っている。

ご多分に漏れず、一人暮らしの高齢者は多い。
なぜ高齢者は詐欺に引っかかるか？
それは寂しくて話し相手がいないからです。
ですから、話し相手をしてくれるだけでいい。
また、詐欺にあっても、恥ずかしいから、他人に言わない。
田舎の場合、そういうこともあり、狙われるのかもしれません。

また、私の実家のある地域がそうなのかもしれませんが、農家は年中無休のため、
厚生年金受給者が、ちょっと外出するにも、
「いい身分だ」
と、陰口をたたかれます。
だからこそ、みんな騙されても、言えないのかもしれません。
また、老人施設も絶対数が少ないので、認知症になっても、自宅にいる人が多いです。
実母も叔母も、70代になっても、まだ働いていますが、詐欺にあわない防衛の一つが
「働くこと」かもしれません。
働けば、お金も入ってくるし、詐欺の電話を受ける可能性も低い。
実際詐欺の多い電話時間帯は、平日の午前中という統計もあります。
親は、思わぬところで、詐欺の電話を受けているかもしれません。
ご注意を。
ちなみに同じ会社から、機能我が家にも電話がありました。
ランダムな攻撃なのでしょうか？