最新作の太刀拵が完成しました!
当該太刀拵は、第70代横綱日馬富士関の佩刀です。
平成25年の初場所土俵入りより、ご愛用いただきます。
刀身は、刀剣界の横綱こと吉原國家刀匠の渾身の一振りです。
この度の横綱の太刀製作に関わった職人の皆様
目貫は、現代金工の手により、表に「全身」。
裏に「全霊」が彫りこまれました。
ベースとなった鞘は、幕末期の太刀拵を大胆にも用いました。
修復を伴う拵工作は、時として新規に制作するよりも大変な労力を要するものです。
この度の糸巻太刀拵工作では、まさに難関の大仕事と相成りました。
現在巡業中の日馬富士関に代わり、伊勢ヶ浜親方にお刀をお渡しすることが出来ました。
まとめ:この度の工作では、孝明天皇側近の公卿が愛用していた太刀拵を元に、柄前一式(柄下地・鮫皮・柄巻き・目貫と猿手を除く刀装具一式)を新たに作り、鞘の渡り巻きと鞘全体の修復を行ないました。
横綱の奥様やお母様に泣いて喜んでいただき、刀剣職人として感無量でした。
労力が報われた瞬間です。
当該太刀拵は、第70代横綱日馬富士関の佩刀です。
平成25年の初場所土俵入りより、ご愛用いただきます。
刀身は、刀剣界の横綱こと吉原國家刀匠の渾身の一振りです。
この度の横綱の太刀製作に関わった職人の皆様
目貫は、現代金工の手により、表に「全身」。
裏に「全霊」が彫りこまれました。
ベースとなった鞘は、幕末期の太刀拵を大胆にも用いました。
修復を伴う拵工作は、時として新規に制作するよりも大変な労力を要するものです。
この度の糸巻太刀拵工作では、まさに難関の大仕事と相成りました。
現在巡業中の日馬富士関に代わり、伊勢ヶ浜親方にお刀をお渡しすることが出来ました。
まとめ:この度の工作では、孝明天皇側近の公卿が愛用していた太刀拵を元に、柄前一式(柄下地・鮫皮・柄巻き・目貫と猿手を除く刀装具一式)を新たに作り、鞘の渡り巻きと鞘全体の修復を行ないました。
横綱の奥様やお母様に泣いて喜んでいただき、刀剣職人として感無量でした。
労力が報われた瞬間です。