拵一式の新規作成にてお預り中のお刀の柄巻きを終え、柄前が先に完成しました!
このお刀は、大小拵のご依頼にて以前に制作した脇差と対になるお刀です。
脇差拵完成時の投稿は、こちら!→「大小拵(脇差し)」(2012/12/04)
柄糸の色は、脇差の柄糸を染色した際に一緒に染めていたため、大小で同じ色に仕上げています。(時期を変えて染色をすると、どうしても微妙な色の違いがでてしまうため。)
巻き方も、脇差と同じ片摘み巻きを施しました。
違いは、先にお納めしている脇差の柄糸より若干幅の広い柄糸を用いていること。これにより、大小で合わせた時にバランスを強調できるように計算しています。
茎(ナカゴ)が極端に短いため、ジョイントを内蔵した柄前になります。
合成写真によるイメージ図
刀装具(縁頭、目貫)は、全て江戸時代の物をご用意いたしました。鍔はご指定の品。
武道家の中には、現代製の鋳物金具を大切にされている方もいますが、現代鋳物を用いた拵えは、どうしても刀剣の品格を下げます。
昨今の傾向として、高望みをしなければ現代鋳物とほぼ同価格帯で、時代金具が手に入ります。
これから拵えをお作りになる方は、ぜひ江戸時代の金具をお使いになることを選択肢にお加えになってみてはいかがでしょうか?
このお刀は、大小拵のご依頼にて以前に制作した脇差と対になるお刀です。
脇差拵完成時の投稿は、こちら!→「大小拵(脇差し)」(2012/12/04)
柄糸の色は、脇差の柄糸を染色した際に一緒に染めていたため、大小で同じ色に仕上げています。(時期を変えて染色をすると、どうしても微妙な色の違いがでてしまうため。)
巻き方も、脇差と同じ片摘み巻きを施しました。
違いは、先にお納めしている脇差の柄糸より若干幅の広い柄糸を用いていること。これにより、大小で合わせた時にバランスを強調できるように計算しています。
茎(ナカゴ)が極端に短いため、ジョイントを内蔵した柄前になります。
合成写真によるイメージ図
刀装具(縁頭、目貫)は、全て江戸時代の物をご用意いたしました。鍔はご指定の品。
武道家の中には、現代製の鋳物金具を大切にされている方もいますが、現代鋳物を用いた拵えは、どうしても刀剣の品格を下げます。
昨今の傾向として、高望みをしなければ現代鋳物とほぼ同価格帯で、時代金具が手に入ります。
これから拵えをお作りになる方は、ぜひ江戸時代の金具をお使いになることを選択肢にお加えになってみてはいかがでしょうか?