門前の小僧

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身に覚えのないブルーベリー成る

2015-09-07 21:08:02 | イベント
マンションのベランダの鉢。

まったくまいた覚えのない、ブルーベリーがすくすく育ち、実を付けた。

7~8年前、マカダミアナッツの木が枯れたので、
ベランダの隅に土の入ったままの鉢を放置していた。

2年前くらいから、見知らぬ草が生えてきたが、雑草だと思い放っておいた。
わさわさと葉をつけだしたが、雑草なので水はやらぬ。
晴天が続くと枯れてしまうが、雨が降るとまたぽつぽつと芽をふき、生き返る。

先日何気なく見てみると濃い紫の実をつけていた。

ブルーベリーに似ているようなので、ネットで検索・照合してみると、
なんと!正真正銘のブルーベリーだった。
ラビットアイ系キャラウェイという品種らしい。もちろん食べられる。

家族もぼくも、ここにブルーベリーを植えた記憶はまるでない。
どこからか種が飛んできたか。

長らく人が住まぬ廃屋を、何年かぶりにのぞいてみたら、
二畳隅炉の茶室になり、千利休が茶をたてていた…。

ベランダの隅で発見した時は、そのくらいの衝撃を受けたものである。
もちろん、せっせと水やりしています。

生命力、生活力のまるでない主人に比べ
25年目に花をつけたパキラといい、
わが家の植物はなんとエネルギッシュなのであろうか。

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