門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

明日の寺子屋は風姿花伝の「秘すれば花なり」

2016-09-08 17:59:01 | カルチャー講座
明日、9/9(金)寺子屋素読の会。
於:新橋生涯教育センター
講師:水野聡(能文社)


◆Aクラス「おくのほそ道」 10:00~11:30

〔全昌寺〕〔永平寺〕〔等栽〕〔敦賀〕
の各段落を読みます。

旧友等栽の居宅を訪れた芭蕉。
その住処は、へちま夕顔の生えかかった怪しげな古家。
出てきたわびしい女と一言二言話を交わすうちに、
源氏物語「夕顔」を思い出し、俄然詩興を奮い起こされた
芭蕉の筆が冴えます。


◆Bクラス「風姿花伝」 13:00~14:30

風姿花伝中最奥の秘伝、〔第七別紙口伝〕を読み進めます。
世阿弥の名言「秘すれば花なり」「初心忘るべからず」は、
同段落が出典。
能だけではなく、文学・舞台・芸術など、あらゆる表現分野で
応用できる、同句の深い意味を解明していきます。

能〈邯鄲〉の名場面をビデオで見ながら、能の奥儀を直接肌で感じ取ってください。

奪うに益なく、譲るに益あり。【言の葉庵】No.91

2016-09-02 17:02:29 | 名言名句
まぐまぐメルマガNo.91、本日発行しました。

http://archives.mag2.com/0000281486/



0000281486 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 名言名句マガジン【言の葉庵】益がある、という普遍的な金言をご紹介。2016年10月期、【言の葉庵】カルチャー新クラス情報をまとめてお知らせします。

…<今週のCONTENTS>…………………………………………………………………

【1】名言名句 第五十七回 二宮尊徳 奪うに益なく、譲るに益あり
【2】カルチャー情報 【言の葉庵】秋のカルチャー新クラス

編集後記…
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禅と中世日本文化講座 第一回総合解説「禅と日本文化」9/5(月)

2016-09-01 20:31:36 | カルチャー講座
中世の日本文化を横軸で体系的に学ぶ、「禅と中世日本文化」集中研修講座。

全6回コースで実施されます。主催は日本文化交流塾、講師は水野聡(能文社)。



来週の9/5(月)、第一回講座 総合解説「禅と日本文化」が

小石川日本文化体験塾本部にて開講となります。

http://www.ijcee.jp/culture/mizuno-zen/0905/



第一回目は、禅と日本文化の関わりと発展を総合的な視点で解説します。インドより、中国、日本へと伝えられた禅の歴史。直観を重んじ、真の覚醒すなわち悟りを開くことを目指す、禅の教え。そして、海外へ日本の禅を紹介した名著、鈴木大拙『禅と日本文化』のエッセンスに触れながら、やさしく禅の世界へとナビゲートしていきます。



実施日・受講料


実施日:9月5日(月) 10:00~12:00


受講料:IJCEE会員 2,800円、一般 3,500円

    定員65名実施要領


●禅の歴史と日本の禅宗

●禅の教え

●鈴木大拙『禅と日本文化』



講師:水野聡(能文社代表)

コピーライター、マーケティングプロデューサー、古典翻訳家。
能、茶道、日本庭園、武士道、俳諧、禅など日本の中世の芸道、美学、精神文化を専攻。これら古典名著を現代語訳にて執筆、発刊しています。

  オフィシャルホームページ【言の葉庵】では、自著を中心に千利休、世阿弥、一休宗純、宮本武蔵、松尾芭蕉等の名言名句を解説、紹介。いにしえの偉人、達人から、今日本人として美しく、強く生きるための知恵を学び、広く普及させるため、全国カルチャーセンターにて各講座を開講している。古典名著により親しむための丸秘原典読解教室も展開中。

 著書に「強く生きる極意 五輪書/宮本武蔵著 水野聡訳(PHPエディターズグループ2004.8)」、「現代語訳 風姿花伝/世阿弥著 水野聡訳(PHPエディターズグループ2005.1)」、「南方録 現代語全文完訳/南坊宗啓著 水野聡訳(能文社2005.12)」、「葉隠 現代語全文完訳 山本常朝/田代陣基著 水野聡訳(能文社2005.12)」等がある。