7月9日から9月30日までの 「京都の夏の旅」 で、
駒井家住宅 ヴォーリズの洋館が、公開される!とのことです。
現在は、財団法人日本ナショナルトラストによって保存、管理され、
一般公開は、通常は、金土の週末だけですが、次の日からは、「京都の夏の旅」が
始まるので、前日の金曜日の8日に、空いているだろうと予想して、行ってみました!
なんと、その日は、団体ツアーが次々と押し寄せてきて、個人の見学は、
その間をぬっての見学になりました!
ガイドの女性は、親切で丁寧な説明をしてくださいました。
駒井家住宅は、京都帝国大学理学部教授であった駒井卓博士の住居として、
1927(昭和2)年に建てられました。 設計は、ヴォーリズ建築事務所によるものです。
戦後の時期は、進駐軍に接収され、駒井夫婦は、その時期は、離れの狭い2階建てに
住んでいた時期もあったとか!
1998年に、京都市有形文化財に指定され、駒井家の子孫から、2002年に、
「建物と景観、駒井卓夫婦の実績を未来に伝え残したい!」と、
日本ナショナルトラストに、寄贈されました!
築後80年を超えているので、保存のための寄付や、会員ボランティアを受けつけて
保存につとめています。
駒井家住宅は、ヴォーリズの設計が見られる貴重な建物でした。
(アクセス 市バス「上終町京都造形芸大前」下車徒歩約7分)

駒井家住宅 は白川疎水にめんしている閑静な住宅地にあります。

母屋は約30坪ですが、収納部分も多く、随所に住みやすい工夫がされています!
暖炉がありますが、建築当時から使用されず、ダルマストーブを使用していたのことです

外観は当時アメリカで流行していた、アメリカン・スパニッシュ様式を基調とした意匠に
なっています。屋根は切妻屋根の赤色桟瓦葺で、外壁面はモルタルのスコッタ仕上げにな
っています。

門から庭に通じる通路

1階リビング 食堂

1階リビング 作り付けのソフアがあり、南側はサンルームになっている

南側のサンルームは明るい!

1階和室は、外観は洋館の窓だが、2重窓にして、和室の内部は障子窓になっている!

階段下は、トイレや収納の戸棚が作られている

階段の手すりが優美! ガラスは当時の物

2階からみた階段 階段の巾が広く、段も低いので、登り下りがらくに配慮してある!
屋根裏は収納場所になっていて、階段が降りてくるような工夫が取られている!

2階の寝室の壁は、収納スペースが充実!

2階からは比叡山が見える。
書斎の本棚は作り付けにするなど、作り付けの収納が多い!
書籍はそのまま保存され、本の保存のために、現在はロールカーテンが設置されていた!

2階の南側 ガラスの引き戸にして、明るい日差しが入る!

南から見た駒井家住宅
内部は1階に玄関ホール、居間、食堂、6畳室を配し、2階に寝室、書斎等を設けており、外観は洋館ですが、和風の畳敷きの部屋は、2重窓にして、内部を障子にするなど
随所に、工夫がこらされている!

庭

台所 棚や、料理用の台は作り付けで、当時のままです!

温室 現在は空調をいれ、見学客のための、休憩室として使用されています。
駒井卓博士が仕事にも必要とした、愛用の温室だったそうです!
駒井卓氏(1886~1972)は、、東京帝国大学理学部動物学選科を修了後、
京都帝国大学へ転じ、1923(大正12)年より2年間米国コロンビア大学へ留学し、
ショウジョウバエの研究をおこない、
帰国後は、新しい遺伝学を発展させました。日本遺伝子学会長(1927~1928)、
東京大学教授(1928~1932)、京都大学理学部長(1944~1946)などを歴任し、
動物分類学、動物遺伝学に功績を残しました。
また、昭和天皇に生物学を、教授された学者としても知られているとのことです。
駒井家住宅 ヴォーリズの洋館が、公開される!とのことです。
現在は、財団法人日本ナショナルトラストによって保存、管理され、
一般公開は、通常は、金土の週末だけですが、次の日からは、「京都の夏の旅」が
始まるので、前日の金曜日の8日に、空いているだろうと予想して、行ってみました!
なんと、その日は、団体ツアーが次々と押し寄せてきて、個人の見学は、
その間をぬっての見学になりました!
ガイドの女性は、親切で丁寧な説明をしてくださいました。
駒井家住宅は、京都帝国大学理学部教授であった駒井卓博士の住居として、
1927(昭和2)年に建てられました。 設計は、ヴォーリズ建築事務所によるものです。
戦後の時期は、進駐軍に接収され、駒井夫婦は、その時期は、離れの狭い2階建てに
住んでいた時期もあったとか!
1998年に、京都市有形文化財に指定され、駒井家の子孫から、2002年に、
「建物と景観、駒井卓夫婦の実績を未来に伝え残したい!」と、
日本ナショナルトラストに、寄贈されました!
築後80年を超えているので、保存のための寄付や、会員ボランティアを受けつけて
保存につとめています。
駒井家住宅は、ヴォーリズの設計が見られる貴重な建物でした。
(アクセス 市バス「上終町京都造形芸大前」下車徒歩約7分)

駒井家住宅 は白川疎水にめんしている閑静な住宅地にあります。

母屋は約30坪ですが、収納部分も多く、随所に住みやすい工夫がされています!
暖炉がありますが、建築当時から使用されず、ダルマストーブを使用していたのことです

外観は当時アメリカで流行していた、アメリカン・スパニッシュ様式を基調とした意匠に
なっています。屋根は切妻屋根の赤色桟瓦葺で、外壁面はモルタルのスコッタ仕上げにな
っています。

門から庭に通じる通路

1階リビング 食堂

1階リビング 作り付けのソフアがあり、南側はサンルームになっている

南側のサンルームは明るい!

1階和室は、外観は洋館の窓だが、2重窓にして、和室の内部は障子窓になっている!

階段下は、トイレや収納の戸棚が作られている

階段の手すりが優美! ガラスは当時の物

2階からみた階段 階段の巾が広く、段も低いので、登り下りがらくに配慮してある!
屋根裏は収納場所になっていて、階段が降りてくるような工夫が取られている!

2階の寝室の壁は、収納スペースが充実!

2階からは比叡山が見える。
書斎の本棚は作り付けにするなど、作り付けの収納が多い!
書籍はそのまま保存され、本の保存のために、現在はロールカーテンが設置されていた!

2階の南側 ガラスの引き戸にして、明るい日差しが入る!

南から見た駒井家住宅
内部は1階に玄関ホール、居間、食堂、6畳室を配し、2階に寝室、書斎等を設けており、外観は洋館ですが、和風の畳敷きの部屋は、2重窓にして、内部を障子にするなど
随所に、工夫がこらされている!

庭

台所 棚や、料理用の台は作り付けで、当時のままです!

温室 現在は空調をいれ、見学客のための、休憩室として使用されています。
駒井卓博士が仕事にも必要とした、愛用の温室だったそうです!
駒井卓氏(1886~1972)は、、東京帝国大学理学部動物学選科を修了後、
京都帝国大学へ転じ、1923(大正12)年より2年間米国コロンビア大学へ留学し、
ショウジョウバエの研究をおこない、
帰国後は、新しい遺伝学を発展させました。日本遺伝子学会長(1927~1928)、
東京大学教授(1928~1932)、京都大学理学部長(1944~1946)などを歴任し、
動物分類学、動物遺伝学に功績を残しました。
また、昭和天皇に生物学を、教授された学者としても知られているとのことです。