工房八重の部屋

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承天閣、納涼寄席、桂米團治の「地獄八景亡者戯」はなんとも面白い落語!

2011年07月26日 | Weblog
承天閣美術館で、ハンブルグ浮世絵コレクション展を見てから、3時から館内にある

ホールで行われた、承天閣、納涼寄席に行きました。

演目は桂二条さんの 「開口1番」と桂米團治さんの「地獄八景亡者戯」

「地獄八景亡者戯」は、江戸から受けつがれた噺や、先人からのネタを、1960年に

米朝が、1時間に及ぶ長編としてまとめあげた上方落語を代表する長編とのことです。

米朝は、今回演じた桂米團治の父で、人間国宝、文化勲章を受賞した方で、もう80代

になり、米朝さんが受賞した、その様子を、オモシロおかしく説明したりするので、

会場は、爆笑!の連続!

「地獄八景亡者戯」は、好物の鯖にあたり死んだ男が、あの世にやって来て、

先に亡くなった伊勢屋のご隠居と再会! 先を急がぬ気楽な地獄めぐりの旅が

始まるという落語! 

今、話題になっていることや、ギャグを盛り込みながら、三途の河原、六道の辻、

賽の河原、閻魔の庁の、冥土の旅を巡ります!

おまりにも面白く、笑いっ放しで、1時間があっという間でした。

桂米團治さんは、父上、米朝さんの血筋なので、力量のある、魅力的な落語家でした。

今、米朝さんは、落語を演じることが無いとのことなので、

図書館で、米朝さんの、DVDを探してみましょう!


承天閣、納涼寄席の会場
開演中は写真撮影は禁止でした。


パンフレット


今回の演目