工房八重の部屋

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48回京の旅、建仁寺塔頭正伝永源院の、茶室や庭狩野山楽の襖絵を拝観

2014年03月04日 | Weblog
正伝永源院は、臨済宗大本山建仁寺の塔頭です。鎌倉時代、開山時は「正伝院」と「 永源庵」の二ヶ寺でありましたが、

明治時代において、「正伝永源院」となりました。

江戸時代末までは建仁寺の周辺には、50もの塔頭などがありましたが、明治時代の廃仏毀釈で、

今は建仁寺には14の塔頭があるのみとのことです!

織田信長の弟で大名茶人・織田有楽斎と、熊本藩主・細川家の菩提所の寺です。

境内には、有楽斎が建てた国宝の茶室「如庵(じょあん)」が復元されており、暦張りや「鱗板(うろこいた)」「有楽窓」など

有楽斎好みの特徴を見ることができる。

方丈には、狩野山楽筆と伝わる鮮やかな金碧の襖絵「蓮鷺図」や、狩野山楽筆の「鍾馗(しょうき)図」、

中国・南宋時代の「架鷹(かしょう)図」、千利休作の茶杓など寺宝も特別展示されていました。




建仁寺の塔頭正伝永源院は花見小路近くにあります


正伝永源院門


織田信長の弟で大名茶人・織田有楽斎墓


入口から方丈に入る


方丈




















有楽斎が建てた国宝の茶室「如庵(じょあん)」が復元されています


板戸


西にある庭