蕎麦と私の青春

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。

昨日今日とめっきり冷え込んできました。
冷え込む季節になると美味しくなるものは色々ありますが、私は何といっても「蕎麦」がその筆頭だと思います。
新蕎麦の時期になるとそわそわしてしまい、二日か三日に一遍は蕎麦を食べてしまいます。

手打ちの生蕎麦の冷たいのが一番だと思っていますが、乾麺の蕎麦もその手軽さからしょっちゅう食べています。
中でも、以前グルメストア　フクシマの福島さんからご紹介いただいたお蕎麦がお気に入りです。

▲福島さんお薦めのお蕎麦

細めの蕎麦で喉ごしの良さが抜群！
とてもお薦めの蕎麦なのです。

この蕎麦の存在を知ってから、店頭でも販売させていただいておりますが、お客様の評価も上々で、箱買いされるお客様もいらっしゃいました。

ところで蕎麦にまつわる私のお話を少々。
私が大学時代東京に住んでいたとき、下宿の大家さんは80歳ぐらいのおばあさんでした。
とても粋なおばあさんで下宿代を持って行くと「ちょっと付き合って」といって、タクシーを呼び蕎麦屋まで私を連れて行って下さいました。

「砂場」「薮」など東京の様々な名店にご案内いただき、東京の蕎麦文化に触れるきっかけとなりました。
そして、それまでさほど好きではなかった蕎麦の魅力に開眼し、今でも東京に出張する機会があるとついつい蕎麦屋に立ち寄ってしまいます。

タクシーで蕎麦屋に向うとき運転手さんに「私、この子とデートなの」と冗談を言ってみせる粋なおばあさん。
そして蕎麦屋では必ずお銚子を一本頼んで私と二人で分け合って呑むおばあさん。

このおばあさんのことは私の青春時代の思い出として今も胸に刻み込まれております。


デリカテッセン＆カフェテリア　紅玉
秋田県横手市十文字町梨木字沖野66－1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン＆カフェテリア
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