そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

★★ 脳のワーキングメモリを鍛える トレーシー・アロウェイ ロス・アロウェイ著 その2 (ギャンブルで勝つ仕組みにも使えるかも)

2018-10-04 05:32:42 | 読書


脳科学の本に1回精読するよりもざっくり5回読んだ方が頭に残るとあったのでこのメモも「その5」まで続けた方がいいんでしょうね。

◯ 数年前の金融危機を見ても、すぐに満足したいという誘惑に負けると、人生がめちゃくちゃになることがよくわかる。・・・買い手のワーキングメモリは短絡的な判断をくだし、利率がどんどん高くなるローンの契約をし、不動産を購入した。
(有名なマシュマロテストの不備を書いた本もあるのですが、上の文を読むと確かに冷静で我慢強い方が人生を安定できるんでしょう。)

◯ 入札価格が高くなるたびに、あなたのワーキングメモリは、この金額で入札するだけの価値があるかどうかの判断を迫られる。送料だってかかるし、保証書がないことも考慮に入れなければならない。と同時に、脳の感情センターの扁桃体からやってくる興奮の波も抑えなければならない。・・・ついに残り時間が数秒になると、目まぐるしく変化する変数のすべてを処理しきれなくなる。その結果、あなたは衝動に負け、保証書のないおそらく傷のある品物に500ドルも支払うはめにおちいる。
(オーバーフローを起こすと頭が真っ白になって、感情や衝動にはしる。これって、ギャンブルがそうですよね。以前書いた認知資源も有限だし、なにかとマズイ。あえて、書くなら、考慮する要素を3つ以下に絞ることでしょうか。)

◯ 集中力もまたワーキングメモリがもたらす利点のひとつだ。・・集中するには、いくらほかのことに気が散りそうになっても、ワーキングメモリが目標をしっかり頭に刻み込んでおかねばならない。
(これはトレーニングで改善できるらしいです。)

◯ こうした情報過多になると証券会社のブローカーであろうとー戦略や分析などおかまいなしに、感情や本能のおもむくままに決断をくだしてしまう。
(ワーキングメモリの一回の使用量、認知資源は総量で注意したいものです。)