そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

★★★やっぱりこれで運がよくなった! 浅見帆帆子 著 なでしこ文庫 廣済堂出版 その3

2018-10-13 05:49:50 | 読書


なんだか、迷いますよねぇ。自分をしっかりと持ててないからでしょうか。そういう時にこういう指針はありがたいものです。

◯ 基本は「自分には無理のない範囲で気が乗ったときだけ」やってみればいいのです。・・・そのときの自分にはできないことは直感として思いつかないようにできているので・・・そして、「私」に来る情報なので、「私」にとってマイナスなことは思いつくはずもありません。
(直感が来るまでは淡々と準備をこなして、いつでも動けるようにしておく。ただし、一度に全部できないのならひとつずつやっていくしかありませんね。)

◯ 直感を活かすとは、自分の本音の感じ方に素直に従うことなのです。・・・自分が「好き」「気が乗った」「いい感じがする」ということだけをやり、そうではないものはやらないほうがうまくいく、という法則が見えてくるのです。
(人間関係でもそうだと書いてありました。いい感じのしない人には近づかない。この際、いい感じのする人には快、愛を与えてみましょう。飴玉1個の感覚で。褒めても良いのかもしれません。)

◯ 直感というのは、自分に必要な未来の情報です。・・・直感は、このような思い込みの枠の外にやってきます。だから、思い込みを外さないと実行できないようなことがたくさんあるのです。・・・同時に必ずまわりの人に、「今までの常識では考えられない、それは無理だ」と反対されたり、やってみるのを渋られる時期があるのです。・・・直感を活かすことができたのは、その人が今までの経験にとらわれない判断をしたからです。
(周りに反対され出したら小さなゴールが近づいてきた証拠なんですかね。そう、そちらに進むのです。)

★★★ 幸福優位7つの法則 ショーン・エイカー 著 徳間書店 その2

2018-10-12 05:25:09 | 読書


ポジティブ心理学とはなんぞやという基本ですね。そして、上手く使いましょう。

◯ 幸福は科学的に競争優位性をもたらすのである。
△ポジティブ感情によって、脳がドーパミンやセロトニンといった化学物質で満たされると、それらは単に気分をよくするだけでなく、脳の学習機能をつかさどる部分の活性を高める。
△すると新しい情報が整理されやすくなり、記憶が長く保たれ、あとでそれを素早く取り出せるようになる。また神経細胞の連絡が密になり、そのために素早くクリエイティブに考えられるようになる。
△その結果、複雑な分析や問題解決がうまくでき、新たな方法を見出したり発明したりすることもよくできるようになる。

◯ 多くの子どもたちが考えつくのは、ランチに好物のゼリーが出たという程度のことだ。しかし、たったそれだけのことが、違いを生じさせる。幸福感を持った子どもたちの成果は、他グループの子どもたちの成果を大幅に上回った。与えられた作業を素早くやり遂げ、間違いも少なかったのである。
(この本には他にも例が出てきます。たった1個のキャンディーをもらったと想像するだけで医師の能力があがったとか。)

◯ 幸福優位性の恩恵を得る行動
△毎日五分間だけ、呼吸に意識を集中するといい。
△将来の楽しみを期待すると、実際にそれをするときと同じくらいに、脳の快楽中枢が活性化する。
(お気に入りの映画を見ると想像しただけで脳内のエンドルフィンが27パーセント上がるらしい。)
△(意識して)利他的な行為をすると、ストレスが軽減され、精神の健康度が高まるということが、二〇〇〇人以上を対象とした大掛かりな研究を含め、たくさんの実証的研究によって確認されている。

★★★片づけの心理法則 メンタリストDaiGo著 Gakken その2

2018-10-08 06:25:47 | 読書


片づけ本が登場してかなり経ちますが、最初は、古い波動は悪影響を与え、運を悪くするから始まり、ときめくか否かとなり、本書は効率化を促します。できれば、自分の使命を既に知っていて、そこを強化できる「片づけ ver.3.0」といっても良いのではないでしょうか。

◯ 片づけとは、やるべきことにとりかかりやすい環境をつくる、ということでもあるのです。
(気が散るものは見えるところに置かないとか。)

1.必要なものが手に取りやすい環境です。
(明日、読みたい本は枕元に置いておくとか。)

2.手順を減らすことです。
(ショーンの本に書いてあったのは、ジョギングの服装で寝るだったかな。)

◯ モノを選別するときに・・・「自分が人生の中で強化したい行動に関与するか」という基準が生まれるわけです。
(これはお金や時間を投資する基準にも当てはまりますね。自分の使命を知っていればさらにクッキリします。)

◯ 持っていることでお金や時間、感動といったリターンを生まないモノは捨てる。あるいはそもそも買わない。
(浪費防止の基準です。)

★★★急に売れ始めるにはワケがある マルコム・グラッドウエル 著 ソフトバンク文庫

2018-10-07 06:35:09 | 読書


英題はthe tipping point ですがシンギュラリティやスレッシュホールドなど言い方はいろいろあります。とある作用に対して、急に外界への反応が現れ始める点ですね。特異点という言い方もあります。
例えば英語の勉強をしていても成績は伸びず、テストの点も芳しくない。なんか良い方法はないかと参考書を変えてみる。急に偏差値が上がった。でも、これは参考書を変えたことが原因と考えがちですが、そうではありません。今まで積み上げてきた英語の勉強量が特異点を超えたからです。短絡的に参考書を変えても他の教科の成績は上がりません。教科には好き嫌いがあって費やしてきた勉強時間が違うので特異点が違うからです。
もし、学習の特異点を越えれば、テストの点が上がるなど結果として外界に反応が出るのでドーパミンが分泌し、面白くなり、ドーパミンサイクルを回すことにより波に乗っていくことができるのです。

ですから、特異点に達するまでの忍耐か、習慣化が必要になります。これが技能を身に付ける一つの方法ですね。

本書では社会的広がりについての特徴を述べている。

◯ 特徴 1.感染的
2.小さな原因が大きな結果をもたらす
3.変化が急激に起こる
◯ それを社会学者は街が傾く(ティップ)と称した。ティッピング・ポイントとは核物理学でいう臨界質量であり、しきい値であり、あるいは沸騰点のことである。
(棚が傾き始めると急に上のものがぼたぼたと落ち始めますものね。)

◯ 伝染病は病原菌を運ぶ人々、病原菌そのもの、病原菌が作用する環境の関数なのである。・・・この変化の三つの要因を、わたしなりに少数者の法則(80対20の法則。いかに社交的か、いかに活動的か、いかに知識があるか、いかに仲間うちで影響力があるかというような事柄で抜きん出ている。)、粘りの要素(記憶に粘りつく)、そして、背景の力(環境の条件や特殊性、些細なこと。)と呼んでいる。

★★ 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 著 角川文庫

2018-10-06 11:43:10 | 読書


「有頂天家族」の元型のように感じました。なので、記憶で対比しつつ面白くよめました。

◯ 「鯉というものは瀧を登って龍になるというのだから、ようするに立身出世の象徴なのだよ。鯉のぼりという例もある。昔からめでたいオサカナなのだ。・・・」
(わりとよく聞く逸話ですが、覚えておきたいことなのであげてみました。)

◯ 「あ、偽電気ブラン。お噂はかねがね。飲んでみたいのです。」
(これ、実在するのかどうかわかりませんが、有頂天家族でも主要なポジションを獲得してますね。偽じゃない電気ブランは東京の上野、御徒町、浅草あたりで見かけたことがあります。)

◯ 李白氏というのが登場する。これは有頂天家族では寿老人である。三階建て電車を所有する。職業は高利貸しである。地獄に造詣が深い。
(そういえば、有頂天家族には神は登場しない。あえていうなら初詣のシーンくらいかな。ネタバレになってしまいますが、この本には登場します。まぁ、ファンタジーなのでなんでもアリなのです。)

★★ 「脳活スイッチ」西多昌規監修 永岡書店 その3

2018-10-05 04:41:22 | 読書


この読書メモの目的は気付きや思えておきたいことをメモるもので、どれくらいが効率的かと考えた時にざっくり5回が目安なんですね。

◯ 教科書の内容をまるまる1冊覚えたいとしましょう。そういうときは、「じっくりと1回読む」よりも「ざっくりと5回読む」ほうが頭に入りやすいし、記憶にも定着しやすくなります。
(この読書メモですが、何回繰り返すか考えていたのです。そして根拠がほしかったわけです。その5、その6くらいまでゆっくりといけばいいですね。)

◯ アルバムなどをきっかけに遠い過去の記憶を思い出す作業は、脳にたいへん大きな刺激をもたらします。脳のぼんやり機能・デフォルトモード・ネットワークが活性化して、昔の記憶といまの状況をつなげて捉える回路が刺激されるのです。・・・とにかく、昔の記憶を思い出すことは、自分がこれまで辿ってきた道のりを再確認する作業。言わば、自分の過去を振り返って、自分の本来の姿を取り戻していくための「活脳術」なのです。
(実家の方や小学校に通った道など見に行くのもいいらしいです。)

◯ だから、何かを覚えようとするときには、まず、全体像をざっくり把握してから、細かいことを覚えればいいのです。
(記憶の話ですが実際には何かを説明するときやコミュニケーションの時にも応用できますね。)

★★ 脳のワーキングメモリを鍛える トレーシー・アロウェイ ロス・アロウェイ著 その2 (ギャンブルで勝つ仕組みにも使えるかも)

2018-10-04 05:32:42 | 読書


脳科学の本に1回精読するよりもざっくり5回読んだ方が頭に残るとあったのでこのメモも「その5」まで続けた方がいいんでしょうね。

◯ 数年前の金融危機を見ても、すぐに満足したいという誘惑に負けると、人生がめちゃくちゃになることがよくわかる。・・・買い手のワーキングメモリは短絡的な判断をくだし、利率がどんどん高くなるローンの契約をし、不動産を購入した。
(有名なマシュマロテストの不備を書いた本もあるのですが、上の文を読むと確かに冷静で我慢強い方が人生を安定できるんでしょう。)

◯ 入札価格が高くなるたびに、あなたのワーキングメモリは、この金額で入札するだけの価値があるかどうかの判断を迫られる。送料だってかかるし、保証書がないことも考慮に入れなければならない。と同時に、脳の感情センターの扁桃体からやってくる興奮の波も抑えなければならない。・・・ついに残り時間が数秒になると、目まぐるしく変化する変数のすべてを処理しきれなくなる。その結果、あなたは衝動に負け、保証書のないおそらく傷のある品物に500ドルも支払うはめにおちいる。
(オーバーフローを起こすと頭が真っ白になって、感情や衝動にはしる。これって、ギャンブルがそうですよね。以前書いた認知資源も有限だし、なにかとマズイ。あえて、書くなら、考慮する要素を3つ以下に絞ることでしょうか。)

◯ 集中力もまたワーキングメモリがもたらす利点のひとつだ。・・集中するには、いくらほかのことに気が散りそうになっても、ワーキングメモリが目標をしっかり頭に刻み込んでおかねばならない。
(これはトレーニングで改善できるらしいです。)

◯ こうした情報過多になると証券会社のブローカーであろうとー戦略や分析などおかまいなしに、感情や本能のおもむくままに決断をくだしてしまう。
(ワーキングメモリの一回の使用量、認知資源は総量で注意したいものです。)

★★ やっぱりこれで運がよくなった! 浅見帆帆子 著 なでしこ文庫 廣済堂出版 その2 (不幸を避けるコツ )

2018-10-03 05:30:26 | 読書


科学的に証明されてないので仮説、解釈の域を出ませんがそれでも興味深いです。

◯ 母が別荘に蛇が出ることを心配してました。・・・そんな時に実家の祖母から「庭に蛇が出た」と電話がかかってきたのです。・・・これもシンクロの一種だと思います。・・・母や叔父の精神レベルが高かったから他のところに表れて避けることか・・このように「別の形で消化する」というシンクロもあるようです。
(ここに出てくる話は逆にお祖母様の不安がお母様に伝染したとも考えられますよね。もし、これが著者の言う通りならレベルの低い人に不幸が集中するということにもなります。まぁそれならそれで興味深いです。)

◯ これは一般的に「外応」と呼ばれる現象で、「そのとき問いかけていることの答えが、その人の外側に表れている」というものです。
(以前、フリルフリルのミニスカートが流行ったことがありました。いったい、あの下はどうなってるの?と疑問を持ちつつ、とあるお寺を訪問していろいろ写真を撮っていたところ、靴を直している女性の写真に黒いスパッツが写っておりました。偶然で狙って撮れるものでもなく、さすがほとけ様と感嘆した記憶があります。)

◯ つまり、起きた出来事をプラスにとらえるとその先にプラスのシンクロが起こり、マイナスにとらえるとマイナスのシンクロが起こっていくのです。・・・偶然ととらえればただの現象であり、気付いた瞬間に情報になるのです。
(シンクロ+意識=出来事の起点、出来事の捉え方=方向性)

考察)もし、著者の言う通りであれば、不安やアクシデントはグループ間のレベルの低い人で起こりやすいということになります。グループを考えなければ普通の引き寄せですが、。前回、この本を取り上げた時も引用しましたが、もう一度、悪い「事」を引き寄せるいろいろを引用してみます。
●小さなことにイライラ

●誰かをねたむ、しっと
(他人のせいにするとか、会社が悪い、上司が悪い。)

●感謝していない
(全部自分のせいでやったと思っている、今日もつまらなかった。)

●部屋や机がゴチャゴチャ汚い

どうすればいいかというと逆にすればいいのです。

△ 小さなことでイライラ、クヨクヨぜず、すぐ忘れる。

△ 自分の責任を持つ。考え、行動して、状況を変える。

△ 上手くいった時も驕らず、助けてくれた人々、環境、タイミング、縁に感謝する。

△ 整理整頓をする。不要なものはすぐ捨てる。

★★ 世界の偉人もやっているかも 意志決定力、気力を効率的に使う戦略 その2

2018-10-02 05:31:37 | 読書


「成功が約束される選択の法則 ショーン・エイカー著 徳間書店」の中にも「意思決定力、認知資源」のことが書いてありました。

◯ 私たちは何かを選択するたびに、認知的エネルギーを使っている。人は限られた容量しかそのエネルギーを持っていないので、大事な時に燃え尽きてしまうことを防ぐには、賢く予算を立てて、そのリソースを優先順位の高い仕事や試練に回せるようにすることだ。
(認知エネルギーの有限性)

◯ ・・・感情をコントロールしなければならない状況の前に、多くの決断を迫られると、脳は短時間のうちに疲弊しきってしまう。そうなると決断を先延ばしするようになり、エネルギーレベルが低くなり、その仕事を早い時点で断念することが多いという。だから、さほど重要でない仕事はルーティン化して、意識的な決断をできるだけ少なくする。そうすれば本当に重要なゴールを達成する。
(脳が疲弊すると目標を達成できない。)

◯ 意志力を強化することはできるが、それは十分休ませた後に限られる。

◯ 作業量や目標の大きさに圧倒されている時にはそれを実際以上に大変だと誤って認識しているかもしれない。それを解決する一つの方法はそれに必要な努力のことを考えるのではなく、その仕事の「客観的な単位」を考えることである。

ということで、改善戦略プランです。

1)気を散らさない工夫をする
a.当面の目標に関係のないものは見える場所に置かない。
b.余計なこと、未来、過去を心配しない。
c.出来るだけルーティン化し、またはリストを使い、ここぞという時のために意思決定力は温存しておく

2)疲れる前に休憩を取る

3)身体的なストレスは避ける
暑さ、寒さ、悪臭、騒音、痛み、痒み、雨、風、雪 などを避ける

△追加 4)目標を数値化して少しだけかじる。
(少しだけかじるというのは別掲の小刻み戦略です。)
△追加 雨、風、雪 もストレスを与え、選択を誤らせる要因になる。

★ 小刻み戦略

2018-10-01 05:40:03 | 読書


唾をつけるとか言いますが、唾をつけると行動のハードルがけっこう下がります。
初速というか、最初のエネルギーが大きいのでなかなか動かないのです。しかも、他の理屈までつけて自分で動かなくしてしまいます。
これを応用してみると、
◯ 本を後ろから読むとけっこう速く読める。
◯ 本を途中から読むとけっこう長く読める。

◯ 自転車で40分かけて行ったところの温泉に週3回入りたいと思えば、最初に電車で行って習慣をつくる。着替えを鞄に入れておく。20分のところにあるコンビニに行く習慣をつける。などいろいろ考えられます。

まぁとにかく細かく細かくです。
◯ 高級料理店に入りたいが勇気が出ない。そういう時はまず場所を調べ、店の前まで行ってみる。ネットでだいたいの値段を調べる。消費ではなく、投資と考える。まず、ランチを食べる。
といったところです。