9月10日 (日曜日) 晴れ
日本陸上の男子100メートルで最初に10秒台を記録したのは
1925(大正14)年の谷三三五(たにささご)の10秒8という。
追い風五メートルの中での達成と聞くから現在のルールでは参考記録だが、
ともかくも10秒台である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼この選手、
グリコのキャラメルにあしらわれている
ゴールするランナーのモデルのお一人。
両手を上げ、満面笑みのあのランナーばりに喜びたくなる
日本陸上界の悲願達成である。
桐生祥秀選手が9秒98を記録。
日本人初の9秒台である。
============================
▼谷から九十二年。
「暁の超特急」吉岡隆徳(たかよし)の10秒3(35年)、
飯島秀雄の10秒1(64年・手動計時)、
伊東浩司(98年)の10秒00…。
~~~~~~~~~~~~~~
日常生活では気にも留めぬ、
わずかな秒刻を少しずつ削るように短縮してきた。
長い歳月を思う・・
▼世界記録9秒58のボルトは
身長1メートル96。
9秒74のガトリンは1メートル85。
9秒台には歩幅が広く、それが有利になる大柄な選手がひしめいている。
その中で桐生は1メートル76。
比較すれば、体格に違いのある日本人にとって
10秒の壁がいかに高く険しかったことか。
そしてそれを今越えた。
============
▼今年は苦しい時期が続いていたそうだ。
6月の日本選手権決勝では4位、
8月の世界選手権では100メートル代表から外れた。
「今に見ておれ」の火がついたのだろう。
スプリンターにはもちろん、
追い風が有利に働く。が、
逆風もまた背中を強く押してくれるものらしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ 歴史を作ったなあ~!
これから9秒台が続々と出ることを期待したい。
日本陸上の男子100メートルで最初に10秒台を記録したのは
1925(大正14)年の谷三三五(たにささご)の10秒8という。
追い風五メートルの中での達成と聞くから現在のルールでは参考記録だが、
ともかくも10秒台である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼この選手、
グリコのキャラメルにあしらわれている
ゴールするランナーのモデルのお一人。
両手を上げ、満面笑みのあのランナーばりに喜びたくなる
日本陸上界の悲願達成である。
桐生祥秀選手が9秒98を記録。
日本人初の9秒台である。
============================
▼谷から九十二年。
「暁の超特急」吉岡隆徳(たかよし)の10秒3(35年)、
飯島秀雄の10秒1(64年・手動計時)、
伊東浩司(98年)の10秒00…。
~~~~~~~~~~~~~~
日常生活では気にも留めぬ、
わずかな秒刻を少しずつ削るように短縮してきた。
長い歳月を思う・・
▼世界記録9秒58のボルトは
身長1メートル96。
9秒74のガトリンは1メートル85。
9秒台には歩幅が広く、それが有利になる大柄な選手がひしめいている。
その中で桐生は1メートル76。
比較すれば、体格に違いのある日本人にとって
10秒の壁がいかに高く険しかったことか。
そしてそれを今越えた。
============
▼今年は苦しい時期が続いていたそうだ。
6月の日本選手権決勝では4位、
8月の世界選手権では100メートル代表から外れた。
「今に見ておれ」の火がついたのだろう。
スプリンターにはもちろん、
追い風が有利に働く。が、
逆風もまた背中を強く押してくれるものらしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ 歴史を作ったなあ~!
これから9秒台が続々と出ることを期待したい。