2025 1月8日 (水曜日) 晴
昨日は高校ラグビー決勝戦をTV 観戦「花園」
桐蔭学園40-17東海大大阪仰星>
桐蔭学園(神奈川)が東海大大阪仰星(大阪第2)を破って、
2大会連続5度目のVを飾った。
凄く良い試合だった。桐蔭のフォワードが良い感じ
後半仰星に疲れが見えた。
★一人でTV解説をしながらブツブツ言って2時間が過ぎた。
高校は30分ハーフで見る側は物足りない・・・・
==================================
◉中國新聞のコラム 天風録
日鉄とUSスチール
何だか訳のわからない鉄鋼の日米合併問題
企業の経営統合はしばしば結婚に例えられる。
とすれば、相思相愛の仲が認められず、引き裂かれそうな局面か。
日本製鉄による米USスチール買収計画である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲一緒になるのを「完全かつ永久に」放棄せよという
バイデン大統領の禁止命令に対し、両社は無効を求めて提訴した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★連名の声明には「唯一のパートナー」「変わらぬ決意」と熱い言葉が並ぶ。
鉄の絆が見えるようだ。
▲大統領が命令の理由とした「安全保障上の懸念」が波紋を広げる。
同盟国である日本の企業なのに。なぜ懸念があるのか説明もない。
鉄鋼業界の労組の支持をつなぎ留めたいだけではないのか。
はっきりそう言わないところにも、もやもやが募る。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲かつて世界最大だった歴史ある鉄鋼メーカーである。
外資になってほしくない米国民の感情は分からぬでもない。
複雑な思いを持つ従業員もいるだろう。
だが、自由を尊ぶ超大国の振る舞いとして、少し寂しくないか
▲間もなく大統領に就くトランプ氏も買収には批判的だ。
両社が添い遂げるためのハードルは高い。
障害があるほど愛は燃え上がるらしいが、
炎は思いがけず広がることがある。
始末に困る大火事にならぬよう、目配りも欠かせない。
===============================
続いて余録には 余録
今年は日本の「ラジオ放送100年」の節目…
米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外にあるUSスチールの製鉄所
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界初のラジオ商業放送はそれより5年早く
米ペンシルベニア州の「鉄の都」ピッツバーグで始まった。
電機メーカーが受信機の販売拡大を狙い、
大統領選開票速報を放送した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲その後、ニューヨークに建設された高層ビル群「ロックフェラーセンター」に
誕生した劇場は「ラジオシティー・ミュージックホール」と名付けられた。
ラジオが最先端だった時代。今なら「AI(人工知能)シティー」か
▲バブル時代の1989年、三菱地所がロックフェラーセンターを
保有する企業の51%の株を取得すると「米国の威信を買収」と報じられた。
ソニーのコロンビア映画買収も重なり、日本企業の米国進出への反発が広がった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲バイデン米大統領は87年に大統領選予備選に初参戦。
トランプ次期大統領は88年にニューヨークの名門プラザホテルを買収して名を上げた。
当時のジャパンバッシング(日本たたき)を肌で知る世代だ。
▲日本製鉄のUSスチール買収を「安全保障上の脅威」と中止させたバイデン氏の決断にも
80年代の記憶の影響があるのではないか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
20世紀初頭、ピッツバーグに誕生した世界最大の企業は長く米国の威信の象徴だった
▲同盟国の企業買収を中国と同様に扱うのは道理に合わない。
日鉄側が大統領命令を無効と提訴したのは当然だ。
次期政権の判断見直しにも期待したいが、
トランプ氏は「高関税で偉大な企業を再生させる」という考えらしい。
バイデン氏と五十歩百歩である。
さてどうなるかな?
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昨日は高校ラグビー決勝戦をTV 観戦「花園」
桐蔭学園40-17東海大大阪仰星>
桐蔭学園(神奈川)が東海大大阪仰星(大阪第2)を破って、
2大会連続5度目のVを飾った。
凄く良い試合だった。桐蔭のフォワードが良い感じ
後半仰星に疲れが見えた。
★一人でTV解説をしながらブツブツ言って2時間が過ぎた。
高校は30分ハーフで見る側は物足りない・・・・
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◉中國新聞のコラム 天風録
日鉄とUSスチール
何だか訳のわからない鉄鋼の日米合併問題
企業の経営統合はしばしば結婚に例えられる。
とすれば、相思相愛の仲が認められず、引き裂かれそうな局面か。
日本製鉄による米USスチール買収計画である。
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▲一緒になるのを「完全かつ永久に」放棄せよという
バイデン大統領の禁止命令に対し、両社は無効を求めて提訴した。
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★連名の声明には「唯一のパートナー」「変わらぬ決意」と熱い言葉が並ぶ。
鉄の絆が見えるようだ。
▲大統領が命令の理由とした「安全保障上の懸念」が波紋を広げる。
同盟国である日本の企業なのに。なぜ懸念があるのか説明もない。
鉄鋼業界の労組の支持をつなぎ留めたいだけではないのか。
はっきりそう言わないところにも、もやもやが募る。
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▲かつて世界最大だった歴史ある鉄鋼メーカーである。
外資になってほしくない米国民の感情は分からぬでもない。
複雑な思いを持つ従業員もいるだろう。
だが、自由を尊ぶ超大国の振る舞いとして、少し寂しくないか
▲間もなく大統領に就くトランプ氏も買収には批判的だ。
両社が添い遂げるためのハードルは高い。
障害があるほど愛は燃え上がるらしいが、
炎は思いがけず広がることがある。
始末に困る大火事にならぬよう、目配りも欠かせない。
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続いて余録には 余録
今年は日本の「ラジオ放送100年」の節目…
米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外にあるUSスチールの製鉄所
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世界初のラジオ商業放送はそれより5年早く
米ペンシルベニア州の「鉄の都」ピッツバーグで始まった。
電機メーカーが受信機の販売拡大を狙い、
大統領選開票速報を放送した。
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▲その後、ニューヨークに建設された高層ビル群「ロックフェラーセンター」に
誕生した劇場は「ラジオシティー・ミュージックホール」と名付けられた。
ラジオが最先端だった時代。今なら「AI(人工知能)シティー」か
▲バブル時代の1989年、三菱地所がロックフェラーセンターを
保有する企業の51%の株を取得すると「米国の威信を買収」と報じられた。
ソニーのコロンビア映画買収も重なり、日本企業の米国進出への反発が広がった。
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▲バイデン米大統領は87年に大統領選予備選に初参戦。
トランプ次期大統領は88年にニューヨークの名門プラザホテルを買収して名を上げた。
当時のジャパンバッシング(日本たたき)を肌で知る世代だ。
▲日本製鉄のUSスチール買収を「安全保障上の脅威」と中止させたバイデン氏の決断にも
80年代の記憶の影響があるのではないか。
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20世紀初頭、ピッツバーグに誕生した世界最大の企業は長く米国の威信の象徴だった
▲同盟国の企業買収を中国と同様に扱うのは道理に合わない。
日鉄側が大統領命令を無効と提訴したのは当然だ。
次期政権の判断見直しにも期待したいが、
トランプ氏は「高関税で偉大な企業を再生させる」という考えらしい。
バイデン氏と五十歩百歩である。
さてどうなるかな?
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