仙台屋食堂@小野町

中華そば600円

ここは3回目になるかな、創業が明治で、歴史は105年くらいになる？
すごいお店。10時半開店のようだけど、10時50分に入店したら、
既に8割方席が埋まっていた。いやーいくら土曜日とはいえ、
恐れ入った人気ぶりですな。
店構え、暖簾にも風格漂うね。

メニューはシンプル。中華そばとその大盛700円のみ。
普通盛でも麺量は300g！私にしては多過ぎなんだけど、
ここは量も味のうちなんだろうから、少なめというのも野暮な気がして・・・
後から入ってきた母親と娘は少なめで注文してたけど、
他は誰もしてなかったな。
ラーメンは、非常にあっさり系ですね、動物系だしはあまり感じず、
魚介系の方が強くて、そばやうどんのつゆに近いかな？ちょっと甘い。
自家製麺も、ストレートでちょっとそうめん（太さで言えば冷麦か？）っぽいし。
なんとも素朴で、昔からあまり変わらない味なのかな。
最近の人の口にはちょっとって感じもするけど、
すごい繁盛ぶりを見るとそうも言えないね。
私は、正直途中からちょっと飽きたけど、ラー油を入れたりしながら
どうにか完食。
小野町出身である、東農大名誉教授の小泉武夫先生による、
『仙台屋の支那そばは食の世界遺産である　味覚人飛行物体　小泉武夫』
と書かれた色紙がある。ラーメン屋さんで100年以上続くお店は、
確かに超貴重だと思う。これからもずっと続けて欲しいお店ですね。

食べているときは、物足りない感じしたけど、今思えばまたたまに食べたい
味かなと。流石超老舗店の底力と言うんですかね。