日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

松井秀喜選手は、進化しているか

2005年12月28日 21時04分16秒 | MLB
松井秀喜選手が大リーグに挑戦してから3年が経過した。初年度は、ニューヨークのファンからのため息や、オーナーからの「ゴロ王」発言に悩まされたりもした。2年目のシーズンは、ホームランも倍増して、3年目の飛躍を感じさせたものだ。
そして、今シーズンは、6月の大事な時に、ライト(慣れない守備位置)の守備中に捻挫した。幸運にも試合のない日を挟んでいたいので、DHとして13試合の出場があった。この頃がヤンキースもどん底で、首位と9ゲーム差と広がった。スタインブレナーオーナーも限界で「忍耐は限界に近い。選手は、我々と同じくらい勝ちたいと思って欲しい」と広報がオブラートに包んで発表した。オーナー発言は、GM、監督、選手個人にまで及んだが、別の機会に松井選手にかんするものだけ、書いてみたい。この発言を聞いて、6月27日、14試合ぶりにレフトの守備についた松井選手は、守備で2度ほど、もたついたところがあったが、4打数2安打、1敬遠で勝利に貢献した。そして、ホームランは不満足も、キャリア・ハイの部門が3部門あった。充実したシーズンとなった。
打席毎のデーターもあるが、年間データーで見てみよう。

2003年
 試合数  打数 安打 打率 本塁打 本塁打率  打点 打点率  三振 四死球
RS 163   623 179 .289  16   .0257   106  .1701   86   66
PS  17   64 18  .281   2   .0313    11  .1818      6    8
2004年
 試合数  打数 安打 打率 本塁打 本塁打率  打点 打点率  三振 四死球
RS 162   584 174 .298  31  .0531  106  .1815  103  91
PS  11   51  21  .412   3   .0588   13  .2549    8   5
2005年
 試合数  打数 安打 打率 本塁打 本塁打率  打点 打点率  三振 四死球
RS 162   630 192  .305  23   .0365  116 .1841  63    78
PS  5   20   4   .200   1   .0500    1 .0500   3    2

2005年は、RS(レギュラー・シーズン)本塁打の少なさを除くと、キャリア・ハイ(赤字)が多い。但しPS(ポスト・シーズン)の打点は7対11で負けた試合のものであり、高額年俸の「ランディ・ジョンソン」と「アレックス・ロドリゲス」と「松井秀喜」は、ポスト・シーズンの戦犯と名指しされたのである。
レギュラー・シーズンの好調も、ポスト・シーズンが不成績であれば、戦犯となる。ワールド・チャンピオンを目指している以上、ポスト・シーズンの重大さは自覚したことでしょう。2004年は、レギュラー・シーズンの好調をポスト・シーズンでも維持していた。2005年は、好不調の波が激しく、2割4分まで打率が落ち込んだこともあった。WBCを辞退して臨む2006年は、決意の年だ。ガンバレ松井。
(※本塁打率=本塁打/打数 打点率=打点/打数)



 

嘘つきベスト10

2005年12月28日 17時03分28秒 | 残日録
2005年も暮れようとしているのに、1月から4月にかけては、遠い昔のように記憶もおぼろげになったしまった。騙されたなあ、という事件を思い出されるものだけ書いてみよう。
1、イラクに核兵器(大量破壊兵器)なし。CIAの報告には騙されたものだ。大統領も「間違っていた」と認めた。それでも「イラク駐留は正しい」とは。どこかの首相も、「見つからないからと言って、ないとは言えない」とか、「自衛隊が派遣(外国からみれば派兵)されている場所は、紛争地域でない」
2、ミンダナオ島に旧日本兵。浅野馨介とは何者なんだ。日本国中が振り回されたよ。事実なら世紀のスクープなんですから。
3、人のクローン胚からES細胞韓国中を論争の渦に巻き込んで、認めない人を国賊とまで批判も、1社だけスポンサー離れがあったのに検証を続けた。国費35億円をつぎ込んだ、ソウル大学「黄禹錫(ファン・ク・ソク)」教授とはなんだったんでしょう。
4、ガードレールに鉄片なんと全国に4万ヶ所にも。宇宙人説や宗教団体説も(白装束集団のような、ZAINのような)最後は交通事故説に至ったが、こんなに多くの事故で鉄片が出来るかな。
5、パキスタン地震で、瓦礫の下に2ヶ月世界をだました。避難所生活がいやで、つぶれた自宅で生活していた。
6、耐震偽造ホテル、マンション。いまだ全貌は見えず。
7、偽医者8年山城英樹(33)年収2千万円。20ヶ所以上の医療機関に勤める。だれも身元や医師免許を調べない実態がある。
8、今年を代表する漢字に「愛」好きな漢字じゃ~ないんですから。今年ほど、幼女が被害者になったことは少ない。また、加害者にもなった。満1歳にも満たない乳児の頭に包丁を付きたてた仮出所中の男。頭に悪魔が入り込んだ、「木下あいり」ちゃん事件の、「マニエル・トレス・ヤケ」本当に日系か解からん(当初は「ピサロ・ヤギ・ファン・カルロス」)や、長崎小学校同級生殺害事件や、タリウムでの母親毒殺未遂の「静岡の女子高校1年生」枚挙に暇がない。
9、オレオレ詐欺の進化あらゆるパターンに進化して、被害額250億円に達した。
10、高橋尚子にはだまされたかな。許せるものであった。高橋尚子、東京国際マラソンに優勝。前日は、膝に違和感(軽いねんざ)とフェイントをかけたが、負けたときの言い訳かなとも感じたが杞憂だった。
番外:ネパールの瞑想少年、7ヶ月飲食せず「釈迦(しゃか)の化身」などと話題になっているネパールの15歳の少年、ラム・バハドゥール・バムジョン君は、南部バラで今も瞑想を続けている。 バムジョン君は過去7カ月にわたって、食べ物や飲み物を一切口にせず瞑想を続けている。仏陀のように悟りを開くため、6年間瞑想する計画だという。 少年を見ようとこれまでに数千人が巡礼に訪れており、当局は仏教の専門家らに長期に渡り飲食を一切せず生き続けている現象の真相究明を要請している。 当局では、少年が夜になると信者によりカーテンの中に隠されることから、この間に飲み食いをしている可能性があると見ているようだ。