日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ヤンキース世界一への道

2006年10月03日 10時05分38秒 | 松井秀喜
いよいよ松井秀喜外野手にとって4年来の念願である「ワールドシリーズ」制覇に向けての「地区シリーズ」が、3日(日本時間4日朝9時5分~)始まる。
ヤンキースにとって幸運だったのは、タイガース(ワイルドカード)が地区シリーズの相手だったことでしょう。まず5回戦制ですから、タイガース先発陣の中心になるのは41歳のロジャースと23歳の新人バーランダーを、破壊力満点のヤンキース打線がなんとかすればというところでしょう。
次の「ア・リーグ優勝決定シリーズ」(7回戦制)は、難敵です。最初に「ツインズ」と「アスレチックス」に、5回戦制では困るかも・・・。ツインズは、強かったタイガースを後半の猛烈な追い込みで交わす間もなく抜き去った破壊力は、強力な投手陣でもあります。最多勝、防御率1位、最多脱三振の「サンタナ」と捕手で首位打者の「マウアー」は抜群ですし、ブルペンも文句なしです。しかし、7回戦制では、ヤンキースの総合力での圧力を受けるでしょう。アスレチックスも後半チーム力を発揮するタイプで、去年もプレーオフでヤンキースを粉砕しました。ここも抜群の投手力のチームです。短期決戦では、打撃陣が空回りの恐れがあるからです。
ヤンキースの心配は、投手陣です。王建民(最多勝)は、安定性がありますが、故障?のランディ・ジョンソンや不安定なマイク・ムッシーナがとても心配です。4番目の先発にも迷っています。ブルペンは、カイル・ファンズワースとマリアーノ・リベラには期待していいでしょう。
打順についても、ジョー・トーリ監督の悩みも尽きない。明日の松井の打順は7番レフトだが、4番には復帰したばかりのゲイリー・シェフィールドが指名され、不調のアレックス・ロドリゲスは6番に降格された。そして、ジグザグ打線が完成した。
1番 中堅 ジョニー・デーモン    (左打者)
2番 遊撃 デレク・ジーター     (右  ) 
3番 右翼 ボビー・アブレイユ    (左  )
4番 一塁 ゲリー・シェフィールド  (右  )
5番 DH ジェーソン・ジアンビ   (左  )
6番 三塁 アレックス・ロドリゲス  (右  ) 
7番 左翼 松井秀喜         (左  )
8番 捕手 ホルヘ・ポサダ      (スィッチ・ヒッター) 
9番 二塁 ロビンソン・カノ      (左  ) 
    投手 王建民           
明日の試合は、純粋に1ファンとして、大声援をおくりながら、テレビに釘付けとなること間違いなしです。