日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

松井秀喜、夢霧散!

2006年10月08日 09時37分26秒 | 松井秀喜
朝早く5時からテレビの前の応援は足らなかったようです。くやしいことに、ヤンキースの夢、松井の夢(ワールドチャンピオン)は、無残にも散った。それも、データーの示すごとくであった。2001年から6年連続でワールドチャンピオンとなっていない。なんと驚いたことに、あの(どうしても形容詞が必要な)アレックス・ロドリゲスを8番に降格し、松井秀喜は5番DHであったが・・・。
その6年間の軌跡は・・・。
2001年
 地区シリーズ(5回戦制、3勝) 対アスレチックス ●●○○○ 
 リーグチャンピオンシリーズ(7回戦制、4勝) 対マリナーズ ○○●○○
 ワールドシリーズ(7回戦制、4勝) 対ダイアモンドバックス ●●○○○●●

2002年
 地区シリーズ 対エンゼルス ○●●● エンゼルスはワイルドカードでワールドチャンピオンとなった。

2003年 (松井秀喜入団)
 地区シリーズ 対ツインズ ●○○○
 リーグチャンピオンシリーズ 対レッドソックス ●○○●○●○
 ワールドシリーズ 対マリーンズ ●○○●●●

2004年
 地区シリーズ 対ツインズ ●○○○
 リーグチャンピオンシリーズ 対レッドソックス ○○○●●●●
 3連勝後屈辱の4連敗。レッドソックスは、バンビーノの呪いからやっと開放され念願のワールドチャンピオンとなった。

2005年
 地区シリーズ 対エンゼルス ○●●○●

2006年
 地区シリーズ 対タイガース ○●●●

過去12度の地区シリーズは、7度突破、5度敗退と苦戦。第1戦の成績は7勝5敗。しかし、初戦白星の時は2度しか突破できず(敗退5度)、不思議なことに、初戦に負けると、5回とも地区シリーズを勝ち上がっている。いよいよジンクスが本物になりそうで心配です。
そして、’03に変な形でAndy PettitteとRoger Clemens(故郷に近いヒューストンに帰る、引退する)と退団も、結局、両者共アストロズ入団。二人の先発を失ってから、打者の補強は出来ても、芯に成る先発をつくれなかったと言える。Chien-ming Wang(王 建民)にしても2年目で確たるものとは言えない危うさです。Mike Mussina、Randy Johnsonは衰えた。ブルペンKyle Famsworth、Mariano Riveraは、見劣りしないが、先発がなあ!
短期決戦では投手力でしょう。そして、鳴りを潜めていた「破れ太鼓」George M SteinbrennerⅢの癇癪が炸裂して、220億円軍団の先行きは大改造となるかも知れない。