日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

やっぱり鳴りそう、破れ太鼓!

2006年10月09日 20時53分53秒 | 松井秀喜
「ワールド・チャンピオン」を宿命付けられた我らがヤンキースが、脆くも地区シリーズに敗れると、戦犯探しや来期の人事構想にニューヨーク各紙は騒ぎ出した。
【去年の戦犯は、Alex Rodriguves 、Hideki Matui(8人のランナーを残した)、Mike Mussina を指名したニューヨークポスト紙だった】が、今年は、「プレーオフになると無力のゴジラ」と松井を評している。ここで1発と思うシーンがあったことも事実なので非常に残念ですが、悔しいです。来期は「好機(チャンス)に好打(ヒット)」を期待します。
スタインブレナーⅢ(破れ太鼓)が、鳴り出す前にニューヨーク各紙の人事構想(予想)は、投手力の補強に集中している。
「デイリー・ニュース」は、「ジョー・トーリ(66)」監督の解任を報じている。6年連続の世界一ならずをスタインブレナーは辛抱できないだろうと。後任には、これもオーナーお気に入りのヤ軍OB「ルー・ピネラ(63)」(ヤ軍には19年ぶり)の名を挙げている。ここ(ヤンキース)では、「キャッシュマン」GMも無力のようです。
なんと8番降格の「アレックス・ロドリゲス」は、14打数1安打(4三振)だったが、年俸(30億5600万円)に適わず2年連続の戦犯で、「8(エイト)・ロッド」(通称A・ロッドに皮肉を込めて)までバカにしている。

ニューヨークタイムズ紙は、これらの戦犯のトレードと見返りの投手力の補強を訴えている。「バリー・ジト(アスレチックス)」や「ジェーソン・シュミット(ジャイアンツ)」や元ヤンキースの「アンディ・ペティット(アストロズ)」の名前と共に、「松坂大輔(西武ポスティング)」の名前を挙げて絶対必要と書いている。

くやしいけれど、ニューヨーカーの声を代弁していて、また的確なんでしょう。投手力の補強はここ3~4年失敗しているように思われます。今年は、打者には去年の松井やジョニー・デーモンのような大物FAがいないようなので、松坂大輔の獲得に努力を傾けることになるでしょう。
安泰なのは、内野手では、「ロビンソン・カノ」と「デレク・ジーター」と「ホルヘ・ポサダ」3人だけ。外野手では・・・・「ボビー・アブレイユ」。投手では「王 建民」、「マリアーノ・リベラ」だけ合格・・・・らしい。