日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「アスペルガー症候群」は地球を救う!

2006年10月18日 17時46分40秒 | 残日録
【アスペルガー症候群は自閉症の一つのタイプです。知的障害のない自閉症と言われています。アスペルガー症候群の子どもや大人は、(1) 他の人との社会的関係をもつこと、(2) コミュニケーションをすること、(3) 想像力と創造性の3分野に障害を持つことで診断されます。典型的な自閉症も同じように3分野の障害(以下「3つ組の障害」と呼びます)を持っています。自閉症とアスペルガー症候群はひとつながりのものです。これからアスペルガー症候群の子どもの特徴について説明していきます。子どもと書いてあってもほとんどの事項は思春期や成人のアスペルガー症候群の人にも当てはまります。
(1) の社会的関係をもつことというのは他の人と一緒にいるときに、どのように振る舞うべきかということです。(2) のコミュニケーションとは自分の思っていることをどう相手に伝えるか、そして相手の言いたいことをどう理解するかということです。最後の (3)想像力と創造性の問題とはふり遊びや、見立て遊び、こだわりと関係します。】

アスペルガー症候群の人(子供も大人も)は、知能指数は125以上はあり、知能的には優れていることも多いようです。ただ、社会生活を送る上で、上記のような障害があります。親が子供を育てる段階で、知能の発達障害があると理解して、間違った方向へと教育するということが難点です。
なんと、250人に一人の割合で、この症候群が見受けられるようです。他人と交われない「頑固親父」もそうかも知れません。子供の時に、周りから変人扱いされ、家庭での教育を余儀なくされて、大成した「ニュートン」や「アインシュタイン」・・・・・などは、この症候群だったと言われています。一つの事柄に途轍もなく才能を発揮しても、時計を煮たり、まるで変人です。細菌学者の「南方熊楠」など、森の苔を飽きずに眺めていたようですし・・・。
「アスペルガー症候群」は、悲観すべき症状ではないように思います。「忘れられない症候群」の一握りの「仕返し」が何年後も何十年後もされるような症状を除いて、途轍もない「天才」が現れるのが、この症候群らしいです。歴史的な発明や工夫はこの症候群の人たちによってもたらされました。現在の豊かな生活は、この人たちの功績がなければ考えられません。
日々の生活に汲々としている地球上の大半の凡人では絶対に無理です。あなた(日本人1億2千万人/250=48万人 その中の数人~数十人が地球を救えるはずです)の考えがこの閉塞感一杯の地球を救います。よろしくお願い申し上げます。