ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

毛無山~十二ヶ岳~鍵掛峠まで縦走(5/4)

2013-05-04 | 山歩き
§毛無山から鍵掛峠まで
念願の?毛無山から鍵掛峠までの縦走に挑んだ。
6時前の毛無山入り口の駐車場には既に5台の車が駐まっている。
気温0℃。気温は低いが、風も無く、既に陽が昇っているので寒くはない。
6時間の長丁場。最初はゆっくりと登って行く。これまでは登りにほとんどステッキは使わなかったが、今回は多用することにした。
何度か毛無山は登っているが、ステッキのお陰か、幾分しんどさが少なくなった気がする。
真っ青な空の中、ぽっかりと富士山が現れた。清々しい気持ちだ。

毛無山で小休止していると、茶髪で浅黒い40前後の女性が登ってきた。いかにもアスリートという感じ。
挨拶したら、50分で登ってきたとのこと。次週妙義山の上級コースに挑戦するために今日は練習に来ていると言って先に行ってしまった。
約20分後の四ヶ岳付近で、連れの男性が、「単独の女性通って行きましたか」と声を掛けて来たので、随分前に毛無山頂上でと答えた。

十二ヶ岳までの道のりは前回経験していたが、今回もクサリ場は辛くて怖かった。それでもなんとか到着。
前回と違って快晴の富士山と西湖が一望できる。
後から到着した男性と話していたら、節刀ヶ岳からも富士山が綺麗に見えるとのこと。なら是非と言うことで節刀ヶ岳に向かう。
一箇所だけほぼ垂直の崖をロープを使って下った後は、これまでと違ってなだらかなコースで節刀ヶ岳に到着。
ここまで歩いてきた毛無山から十二ヶ岳を一望できる上に、その奥に富士山がクッキリと見える絶景が堪能できた。
さらにこれから進む鬼ヶ岳もその先の尾根も。西側には南アルプスの白い頂きも見える。

鬼ヶ岳までは、さほど遠くないしきつい登りも無かった。着いてみてなぜここを鬼ヶ岳と言うのかが分かった。
その理由は、角みたいな岩が富士山に向かって生えているように伸びているからだ。
王岳まで行くと言う男性ペアが行った後も、暫く富士山を眺めている。
ここからは、ほとんどが下りでいやしの里根場までの道のり。と思ったら、道を間違えて大きな岩山のてっぺんに着いてしまい立ち往生。下までの高さの足がすくんでしまった。なんとか岩山から這いずりながら降りる。

鍵掛峠からは、単調な下り。最初は小走りでトレイルランしたが、直ぐに膝に来る。しかも20分もすると、ももの筋肉がけいれんしそうになる。
この50分間の下り坂は流石に体に堪える。でもなんとかいやしの里根場に到着。
ねんごろ館で小休止しながら、バスの時間を待つ。
12:10発のレトロバスは渋滞で20分遅れて到着。こんなことならもっとゆっくりと下って来るのだった。

国道139号は、河口湖方面も精進湖方面も大渋滞で、駐車場から別荘まで40分も掛かってしまった。
これも世界遺産登録の余波だろうか。


5:50 文化洞トンネル駐車場 軽く準備体操
6:50 歩きながら富士山撮影
7:00 毛無山山頂 小休止
7:45 八ヶ岳
8:30 十二ヶ岳 小休止
9:10 金山
9:20 節刀ヶ岳
10:00 鬼ヶ岳 小休止
10:50 鍵掛峠
11:40 いやしの里根場 散策
12:05 バス停 バスは20分遅れ
12:30 レトロバス乗車
12:45 毛無山登山入口下車(駐車場)



(毛無山頂上付近からの富士山。快晴だ)


(ちょっと右に振って、西湖と大室山を望む)


(西湖の標高が904mなので、600mくらい登ってきたということか)


(ここもフジザクラが咲いていたが、バックがうるさくて絵に成らない)


(四ヶ岳から十二ヶ岳を望む。ここからが難所だ)


(ぐらぐら揺れる吊り橋。渡り終わってほっとする)


(十二ヶ岳からの富士山。西湖はまるで鏡のようだ)


(金山山頂といっても単なる交差点。右に向かう)


(節刀ヶ岳からの風景。3時間歩いて来た稜線が克明に見渡せる)


(これが鬼ヶ岳の鬼の角)


(南アルプスの頂が白く浮かんでいる)


(岩山に上で怖いので座って撮影。あの向こうに鍵掛山がある)


(足がガクガクになりながらいやしの里に到着)


(茅葺き屋根に桜は合う)


(20分遅れで到着したレトロバス。ほぼ満員で出発)


  ☆ランキングを確認することができるヨ。
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ