実は今回、伊勢の観光協会のHPを見ていたら無料で案内をしてくれるのを知った。
事前に予約をしておいたので、その方と協会で待ち合わせをして外宮~内宮の順で参拝をさせていただいた
伊勢神宮は125の祀られた神様からなる壮大な神社、内宮は2000年、外宮は1500年の歴史をもつ、日本の歴史そのものである
外宮の最初の鳥居をくぐると天皇陛下も参拝前の一夜を身を清めるために泊まられた場所がある 空気が違うなと思うのは気のせいでは無いようだ
伊勢神宮には注連縄や鈴は無い、これは日本人が初めて信仰をおこなった頃の様式そのままの姿だからだそうだ いくつかの石が置いてあるだけのものある「石を置いて拝んだ」という信仰初期を思わせる
ひとつひとつのお宮は極めて質素なもの、これは正殿でも変わらない
華美で頑丈な宮殿を望まないのは「自然と共に生き自然に帰る」という日本人の心そのもののような気がする
ここにはお米が納められている 神様には新米を捧げ人々は古米を頂く
外宮には神様の食事を作る場所がある
毎日午前10時と午後3時がお食事の時間
伊勢神宮の125の神様が全てそこに集まり食事をする
神様が身近な存在というなんとも日本人らしい考え方だ
つづく