まずは送られて来た写真を観ていただきましょう
古城をそのまま使ったリストランテ
ビザやら噴火で飛行機が飛ばず、再イタリア入りが遅れた林シェフの新しい職場だ
これって素晴らし過ぎる環境だろ
以下は林シェフから来たメール、今回書き出しが小説チックだったのでをそのまま載せよう
今は次の修業地、イタリア北部のトレンティーノ・アルド・アディジェ州の州都トレントの近郊のレストランで働いています。
ミラノからはまず急行電車でヴェローナへ。ここでボルツァーノ行きの鈍行電車に乗り換え、少し揺られていると、すぐに窓の外は切り立った山に囲まれていた。
見上げても霧が立ちこめていて空は見えない。
線路と山の裾野まではわずかな距離だけど、悠々と流れる河と幹線道路以外は、隙間を埋めるようにぶどう畑が敷き詰められていて、それを眺めていると大好きなトレンティーノ州のワインを早く地元で飲みたくなった。
前回ヴェネチアに行った時とは違って、イタリアの仕事や生活にも少しは慣れたし、不安や心配もあまりなく期待や好奇心で新しい環境が待ち遠しい。
ようやくトレント駅に辿り着くとシェフのパパ、ナターレが車で迎えに来てくれていた。
車はどんどん山道を進んで行く。時折小さな集落のような街を通り過ぎるが、辺りは相変わらず山とぶどう畑ばかり。
ナターレと簡単なインタヴューを仕合いながら、約20分で目的地に着いた。
少し崩れかかったような門をくぐると、湖を背景にそびえる小さな古城が。
ここが次の職場であり住処である。それだけで嬉しくなるような素敵な雰囲気。
城の中に案内されると、いきなり美味しそうな香りが漂って来た。肉の煮込みだろうか?
古い城を改装して作ったレストランで、ダイニングルームが4つある。
どの部屋も古い絵画やアンティークや家具が並んでいて、歴史の深さを感じさせる。
ウェディングや各種パーティーも多いらしい。
結局この店で最初のまかないは、子やぎの煮込み、トリュフの香るポレンタ添え。
最高に美味しかった。ここで働けるのが本当に幸せに思えた。また新たな気持ちで頑張ります。
普段スタッフは総勢8人、パーティーなどの際には数人の助っ人も来てくれます。
料理は地元でとれた野菜や、子やぎ・仔羊・ウサギなどのお肉、湖で取れたマスなどの淡水魚などなどを、モダンな手法で、エレガントに仕上げた感じです。
今はアミューズ&前菜とメイン(そして夜のまかないも)をやらせてもらっています。
あまり使ったことない素材や器具、手法が多く戸惑うことも多いですがとても興味深いことばかりで面白いです。
周りには本当に何も無く、スーパーがある近くの街(と言っても人口100人?くらい)までも歩くと30分くらいかかるので、かなりストイックに修業に打ち込めそうです。
日本から来るには、かなりアクセスが悪いのは事実ですが(ミラノから電車とバスを乗り継いで約4~5時間)、もしのんびりバカンスをとれるのでしたら、ぜひ一度足をのばしてお越しいただけたらと存じます。
おいらもまかない食べたい
誰も信じないが、おいらが言ってたように世の中の崩壊もすすみ1ユーロ108円とか笑わせる状態になってきた
ポンドも暴落中 1$=1ユーロ=1ポンド?
こりゃ遠くても行くしかないでしょ!相方に言ったら俺が運転すれば何とかなると
もうここに書いてしまうが、先日林シェフは会って話したいことがあると・・・・実は彼、来年結婚する
式はフランスのブルゴーニュで挙げることになっている
おいら達もそこに招待された(勝手にそう思ってる)
相方は今から何着ていくか妄想してるし
「ここで働けるのが本当に幸せ」って言えること、それが人生でどんなに素晴らしいことか
日々の暮らしの中に幸せを見つけ、感謝を忘れずに居る者だけが生き残れる良い時代がやって来る
古城をそのまま使ったリストランテ
ビザやら噴火で飛行機が飛ばず、再イタリア入りが遅れた林シェフの新しい職場だ
これって素晴らし過ぎる環境だろ
以下は林シェフから来たメール、今回書き出しが小説チックだったのでをそのまま載せよう
今は次の修業地、イタリア北部のトレンティーノ・アルド・アディジェ州の州都トレントの近郊のレストランで働いています。
ミラノからはまず急行電車でヴェローナへ。ここでボルツァーノ行きの鈍行電車に乗り換え、少し揺られていると、すぐに窓の外は切り立った山に囲まれていた。
見上げても霧が立ちこめていて空は見えない。
線路と山の裾野まではわずかな距離だけど、悠々と流れる河と幹線道路以外は、隙間を埋めるようにぶどう畑が敷き詰められていて、それを眺めていると大好きなトレンティーノ州のワインを早く地元で飲みたくなった。
前回ヴェネチアに行った時とは違って、イタリアの仕事や生活にも少しは慣れたし、不安や心配もあまりなく期待や好奇心で新しい環境が待ち遠しい。
ようやくトレント駅に辿り着くとシェフのパパ、ナターレが車で迎えに来てくれていた。
車はどんどん山道を進んで行く。時折小さな集落のような街を通り過ぎるが、辺りは相変わらず山とぶどう畑ばかり。
ナターレと簡単なインタヴューを仕合いながら、約20分で目的地に着いた。
少し崩れかかったような門をくぐると、湖を背景にそびえる小さな古城が。
ここが次の職場であり住処である。それだけで嬉しくなるような素敵な雰囲気。
城の中に案内されると、いきなり美味しそうな香りが漂って来た。肉の煮込みだろうか?
古い城を改装して作ったレストランで、ダイニングルームが4つある。
どの部屋も古い絵画やアンティークや家具が並んでいて、歴史の深さを感じさせる。
ウェディングや各種パーティーも多いらしい。
結局この店で最初のまかないは、子やぎの煮込み、トリュフの香るポレンタ添え。
最高に美味しかった。ここで働けるのが本当に幸せに思えた。また新たな気持ちで頑張ります。
普段スタッフは総勢8人、パーティーなどの際には数人の助っ人も来てくれます。
料理は地元でとれた野菜や、子やぎ・仔羊・ウサギなどのお肉、湖で取れたマスなどの淡水魚などなどを、モダンな手法で、エレガントに仕上げた感じです。
今はアミューズ&前菜とメイン(そして夜のまかないも)をやらせてもらっています。
あまり使ったことない素材や器具、手法が多く戸惑うことも多いですがとても興味深いことばかりで面白いです。
周りには本当に何も無く、スーパーがある近くの街(と言っても人口100人?くらい)までも歩くと30分くらいかかるので、かなりストイックに修業に打ち込めそうです。
日本から来るには、かなりアクセスが悪いのは事実ですが(ミラノから電車とバスを乗り継いで約4~5時間)、もしのんびりバカンスをとれるのでしたら、ぜひ一度足をのばしてお越しいただけたらと存じます。
おいらもまかない食べたい
誰も信じないが、おいらが言ってたように世の中の崩壊もすすみ1ユーロ108円とか笑わせる状態になってきた
ポンドも暴落中 1$=1ユーロ=1ポンド?
こりゃ遠くても行くしかないでしょ!相方に言ったら俺が運転すれば何とかなると
もうここに書いてしまうが、先日林シェフは会って話したいことがあると・・・・実は彼、来年結婚する
式はフランスのブルゴーニュで挙げることになっている
おいら達もそこに招待された(勝手にそう思ってる)
相方は今から何着ていくか妄想してるし
「ここで働けるのが本当に幸せ」って言えること、それが人生でどんなに素晴らしいことか
日々の暮らしの中に幸せを見つけ、感謝を忘れずに居る者だけが生き残れる良い時代がやって来る