くろじいの独り言

ハイアットライフタイムグローバリスト日記
   World of Hyatt Lifetime Globalist

サントリー白州蒸留所

2011-12-11 | りょこう&ホテル

数年前から相方と行こうと話していた蒸留所
やっと箱根のついでに行って来ました

本当に酒が好きな人間はこう言います

「行き着くところはウイスキー」


ほんとかquestion2でも今回本当にウイスキーは奥が深く一番人間くさい呑み物だとよくわかりました

サントリーにはこの白州(山梨県)と山崎(大阪府)に蒸留所があります、白州はウイスキーの他に南アルプス天然水を作っています

ちなみにサントリーの天然水はこの南アルプス、先日紹介した熊本、奥大山(鳥取)の三箇所で作ってます


麦芽と天然水を入れられ適温に温められた仕込槽が幾つも並ぶ工場内は何とも言えぬ良い香りok


巨大な樽の中で発酵する様子が見られますsearch


これがポットスチルってやつです
最近銅は高いですw


貯蔵樽は繰り返し70~80年使うそうで、バーレル・パンチョン等色々な種類の樽が各個性のあるウイスキーを作り上げます
木材を通して呼吸するウイスキーは、熟成が進むと樽の中で半分以下迄減ってしまう場合もexclamation2

そのために量が減って割高になるんだそうで、必ずしも古いから美味しいというわけでは無いんだそうな
ウイスキーを抜いた樽は写真のように中を焼くことで更に木香が上品になり長期熟成に向く樽に生長していく


そんな長い眠りについた樽が無数に並びますzzz2

こうして呼吸するウイスキーはその地方の空気まで風味として味わえるのは嘘ではありません

相方曰く

「海の近くで作ったウイスキーは汐の香りがするよ」

と・・・



見学が終わるとBARでの無料試飲が出来ます
相方は天然水割りやハイボールを5~6杯w


おいらはこんなの首から提げさせられてhi


なっちゃん試飲 爆

他にも天然水や伊右衛門も飲めたけどさぁzzz



更に有料(一杯100円~)でサントリーは勿論世界中のウイスキーが試飲出来ます・・・6杯並べる相方bomb2

「全く顔色変わりませんね」と担当のお姉さに言われた相方「25年物は丸く綺麗に整ってますね~」と話してた

ちなみにシングルモルトウイスキーというのは一つの蒸留所で作った原酒のみでブレンドされたウイスキーを言うんだそうで、白州と山崎の原酒を混ぜて作るとブレンデッドウイスキーと呼ぶんだそうな
その行程も職人技のブレンダーが居てこそなせる業ok2

ウイスキー製造がここまで手作業に委ねられているとは驚きでした


軽く薫製したハム

工場にはホワイトテラスというレストランも併設され、地元の野菜を中心にリーズナブルな値段で美味しい物が頂ける
時節柄食材の産地はメニューに事細かく記載されてた


この地元野菜のサラダはかなりのボリューム


オリジナルソーセージのドリア

ワイルドに思われがちなウイスキーですが、実は日本酒やワインなんかよりよりも遙かに手間がかかり繊細な生き物だということがよくわかりました

「行き着くところはウイスキー」

白州蒸留所一見の価値ありですkirakira2

やっぱり小林亜星の曲が良いですねsymbol7





これはちと古いですがdown