くろじいの独り言

ハイアットライフタイムグローバリスト日記
   World of Hyatt Lifetime Globalist

鯉にどんたくギブア~ップ

2008-05-16 | りょこう&ホテル

2時間くらい寝たんだろうか?シャワーを浴びてチェックアウト、福岡に向けて出発・・・っとその前に、昨夜大久保さんの店で「ヤバイくらい旨いんだよぉ」と数人に言われたのが鯉である


俺は長野の佐久でも何回か食べたが、どうも川魚はそれほど好みで無い、だって・・・何処が美味しいのかよくわからん 相方の希望もあって佐賀駅からほど近い鯉で有名な小城へやって来た だけど俺たちよく食べるでしょ?
その小城の中でもお薦めのお店「滝見屋」へ!

これ3~4人前3150円はやっぱり安い! しか~しやっぱり俺には何処が美味しいのかよくわからん・・・鯉コクは頂いたが洗いは二切れほど食べて却下 相方もいまいち微妙な表情・・・「だから言ったのにさ~味がしないんだってば、魚は海に限る!」なんて言ったらなんと相方ムキになって一人で全て完食 最後に「もう鯉のぼりも見たくない」と言ってその場でしばらく寝込んでた
笑う~ 










鯉にやられた相方と博多へ移動 折しも博多はどんたくの最中 バスに乗ったら大渋滞

モツ屋を探すもののお目当てが見当たらずラーメンへ
また喰うのか?

中州4丁目にある博多荘という老舗に入る これは坦々麺。最近脂ギトギトのスープが流行しているが、ここのサッパリした豚骨スープは実に美味しかった

地下鉄で博多駅前に戻ると水前寺清子が歌ってる
20時45分発の羽田行きで無事帰って来たのでした
今回も食べまくりの旅でした、九州のみなさんはみんな親切で優しいね、また近いうちに行きたいなと相方と話しております 出会った全てのみなさんほんとうにありがとう!



今回1日6千円で大活躍のレンタカーヴィッツ AC入れっぱなしでかなり荒く乗ったにも関わらずリッター18㎞以上走ったのは立派でした




原点

2008-05-15 | 元気
陶器市見物を済ませ佐賀駅前のホテルに移動した俺たち、夕飯に向かった先は・・・ UVAの村田シェフと共に銀座トレコローネで働いていた大久保氏、彼の叔父さんのやきとりおおくぼ!

どうよこの店構えの渋さ

この大きい網を使い炭火で焼かれるスペアリブ タレの味も絶品だった


 こんなに綺麗に食べたスペアリブ 


佐賀は米どころ、日本酒も美味しい




数時間かけてアク抜きされた豚足を炭火で焙り酢醤油で頂く これがまたコラーゲンタップリで美味
しっかしこっちのブタはとても美味しいぞ

このホルモンがまたいいのだよ、なにごともこだわる大久保さんの原点をここにみたって感じだろうか?
大久保さんのご両親もいらっしゃってご馳走にまでなってしまった。ありがとうございます!
その後、昨年末佐賀駅前にオープンしたばかりの大久保さんの店へ

お店を終えた村田シェフも来てくれて朝まで酒池肉林の宴会が・・・それは冗談ともかく、ここではお見せできないような写真の数々
大久保さんも村田さんも30代の若さで立派な経営者、これからのますますの活躍に期待する次第です。
美味しいお酒にフルーツなど、途中ヨダレを垂らして寝ていたらしい、相方も断片的に記憶なし!

もう3時だよ・・・もう4時だよ・・・もう5時だよ・・・結局ホテルに戻ったのは6時過ぎだった・・・また寝不足かぁ?



有田陶器市

2008-05-13 | りょこう&ホテル
村田シェフの味を堪能し、夫妻に見送られ後ろ髪をひかれるようにUVAを後に向かった先は陶器市 毎年GWの間有田の町は延々とお目当ての器を目指して日本各地から人が集まるそうだ

途中村田シェフに教えてもらった白山陶器の本社にも寄り、お気に入りの白磁を手に入れた相方 この陶器市でも数点の掘り出し物を見つけだしていた

3時間程経ちだいぶ歩いたつもりだったが、後で地図を見てみるとほんの少しの範囲しか歩いていない、なにしろこの市は次の駅まで続いている

東京は雨らしいが快晴の佐賀、何だか短時間で日焼けしたような?気温も高くエアコンを入れて次なる目的地佐賀駅前を目指すことにした

まだまだつづく~

ウーヴァ

2008-05-12 | イタリアン
チェックアウトした俺たち、いよいよ村田シェフのお店へ
東京は雨らしいがこの日の佐賀は快晴

そのオステリア ウーヴァはハミルトンから車で5分 嬉野役場のすぐ近くにある

考え抜かれた店内、そこは柔らかな木の香り漂うゆったりとした空間 適度に厨房と仕切られながら、カウンターも備えてフレンドリーに過ごせる

村田シェフにはこの日お任せとお願いしてある、つい先程朝食を食べたばかり、それを察して量を気遣ってくれた村田シェフ しかし俺達恥ずかしいほど平気な胃袋だ
まず最初になかなか手に入らない生ハムを出していただいた、これは美味!適度な塩加減とスモークが実に良いバランス、丁度良い乾き加減というのだろうか シェフ気遣いも何のその、二人共一気に食欲モードに突入

右下に見えるタコをはじめマグロのカルパッチョなど、数々の新鮮な魚介類や地元野菜をふんだんに使った前菜の盛り合わせは圧巻 素材が新鮮というだけではない、ひとつひとつの素材に合わせて最適に火入れがなされている細やかさは流石

適度な素材感を残して濾された新ジャガイモのスープ 香りだけではなく舌触りに季節を感じさせる
旬に合わせて頂ける近所に住んでいる方々が羨ましいと思った

少し太めの麺に新鮮な竹麦魚(ほうぼう)とアスパラを大胆に合わせたパスタも季節感タップリ 味付けが繊細なところがまた良い!近くに住んでたら通い過ぎで太るよきっと
写真でもおわかりだろうか?食器が実にシンプルで落ち着くでしょ?実はこれ、隣接する長崎県の名産「波佐見焼き」という陶器だ、後々紹介するが相方の勤め先の近くにも店舗を構える白山陶器という会社のもの、実にセンスよく料理とあっている、白磁は和洋を問わないことを実感した次第

豚が豚に載って・・・イタリアでシェフ自ら買い付けたアイテムも店内あちこちに散見する、行かれた時はお見逃し無く!

この地元産豚肉の火入れもお見事!当然豚は生では頂けないわけだけど、それをこれだけ薫り高くジューシーに焼き上げるのは難しいんだよね

ドルチェにも抜かりは無い、マンゴーのアイスは更に食欲を・・・まだ食べられる勢い



UVAは想像以上に素敵なお店だった 村田シェフが料理に専念出来るのもUVAマダムこと奥様の支えが非常に大きいからに違いない。端正な料理ひとつひとつと同じくらいグラスや食器にもセンスの良さとこだわりを感じた。本当にありがとうございました。
こんなお店が近くにあったらなぁ~夜はピッザも焼いているウーヴァ 今度は必ずディナーに訪れよう


Osteria dell'UVA
http://www.uva-ureshino.com/

春はあけぼの

2008-05-11 | 笑う
トレコローネで食事を終え、サラリと肌に優しいお湯にゆっくり浸かり部屋に戻ったのは0時頃だろうか・・・
実はほとんど寝ていない

蚊である!
後から相方が戻った時に俺がウトウトしていたようで、エアコンの操作がわからない相方は暑さで少し窓を開けたらしい!マジかよ~わかんなかったらフロントにきけよ~

「今まで見たことも無いくらい怒ってた」と相方
あたりまえだ!

自分だけ布団被ってグーグー寝ちまって~!
たま~にちょっとだけ手を出して蚊を払ってるのを見たら怒りが沸々と!
酔いでフラフラの俺は、その相方の周りでブツブツ言いながら蚊と戦い続けること数時間、8匹の蚊を撃退したのは既に夜明けだった

春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる

二人で10数カ所蚊に喰われた・・・美味しかったのかな

7時に予約してあった貸し切り露天風呂から戻った相方と朝ご飯

あれだけ食べたのにちゃんとお腹は空くものだ、朝は和食を選んだのだが、これが期待以上に美味しい
右上に見える佐賀名産の豆腐 左下のやはり地元佐賀茶を使った茶粥は蚊との戦いに疲れた身体をゆっくり癒すようだ


バーラウンジでハーブティーを頂き、最後に山田さんからハミルトンオリジナルのお菓子を頂きチェックアウトした

↑スフォリアティネ(Sfogliatine)これとても美味しかったです、ありがとう!


トレ・コローネ

2008-05-10 | イタリアン
今から6~7年前か、銀座にトレコローネというリストランテがあって、俺の中ではそこが最高だった・・・・・
   
以前のブログにもそう書いたのを覚えているだろうか?



トレ・コローネはイタリア人オルベン氏がシェフを勤めるリストランテ、元々銀座のお店をオープンする前このハミルトンで腕を振るっていたのである、今でもハミルトンのレストランはトレコローネの名前を継承している

当時オルベンさんはイタリア調理師協会日本支部理事長、チャオイタリア協会理事であり、元イタリア調理師協会理事長だった。
イタリア大使に呼ばれ、晩餐会など料理の指揮をとる程の人物だった、そんなこともあって銀座のトレコローネは本当に美味しかったんだよなぁ。
そのオルベン氏、現在タイのプーケットに居るそうだ










実は今回の旅行の本当の目的、それはオルベン氏の片腕として、ここハミルトンや銀座のトレコローネで共に働いていた村田さんや大久保さんが、地元に戻って自らお店をオープンさせたのだ。
相方の友達でもある彼らは、彩々楽の栗原さんとも以前から親交があり、料理の腕もセンスも一級である。
今回その彼らのお店を尋ねるのが狙いだ!

さてエステ&温泉+スプマンテで良い気持ちになった俺たち、ほろ酔い気分で遅めのディナーを味わうことにした。
ここで以前銀座のトレコローネに居た山田さんと偶然再会、彼は今ハミルトンのトレコローネで頑張っている   
    
地元に戻ってしばらくはここハミルトンのシェフを勤めていた村田さんであるが独立、現在は違うシェフがやっているそうだ。









この日のメニューは前菜・アンティパスト3種・春キャベツのスープ カリカリに焼いたベーコン添え・春野菜のリゾット・小柱と有明海の海苔で作った、嬉野茶を練り込んだタリオリーニ・長崎県産アラカブのアクアパッツアまたはありた鶏の自家製ドライトマトとオリーブの煮込み・佐賀県産ほかの苺のミルフィーユ仕立て塩アイスと共に(下の写真)

ひとつひとつのボリュームはかなりのもの、素材も新鮮で素晴らしい。しかし味に関して生意気だが今一歩の感が拭えない、まだまだ模索中といったところだろうか。
人間は過去の記憶を美化するというが、いや、銀座のトレコローネの味はこの程度のレベルでは無かったと断言できる。トレコローネという名前を使うからには・・・と厳しい意見になってしまうのだが、今後の期待を込めて敢えてそう言わせてもらった。
    
このハミルトン宇礼志野にはまた来るだろう、なにしろ会員カードまで作るほど気に入ったんだもの。

つづくよ~



ハミルトン宇礼志野

2008-05-08 | りょこう&ホテル
ハウステンボスでガックリ来た俺たち、早く温泉で疲れを癒すべく長崎から佐賀県嬉野温泉の宿へ移動

ハミルトン宇礼志野を選んだのには訳があるんだが、まぁそれは後々として、ここが俺達の期待以上に良いところだった

この雰囲気が伝わるだろうか?
             
到着後すぐに相方は夕食前にエステ120分を予約してあったので、俺はその間ゆっくり温泉へ。泉質はサラリとした無色だが肌がスベスベしてきて非常に良い、この露天風呂も独り占め状態

もう開業して14年になるというが、綺麗に保たれた施設内は非常に落ち着く

今回選んだプランでは専用ルームが自由に使え、ご覧のエスプレッソマシーンやスプマンテにおつまみ迄フリー、とてもで楽しい時間が過ごせた
エステから戻って来た相方「ものすごく上手だった」ととっても満足した様子であった
このハミルトン、金額も決して高くはなくリピーターも多いのは納得 お薦めの一軒です

つづくよ~

ハミルトン宇礼志野
http://www.the-hamilton.co.jp/ureshino/index.html

哀愁のハウステンボス

2008-05-07 | りょこう&ホテル
肝心な物は観たとばかりに、次なる目的地佐世保へ

そう書くと聞こえはいいがハウステンボスへ行ってみたわけだが・・・何だこりゃ
    
大型連休中だというのに閑散!

施設としてはあまりにもつまらないというのが実感
色々見て歩いたもののテーマもバラバラ
悲しいかな愛知万博のお下がり施設が一番まともだったと相方、流石に一度破綻しただけのことはあるなぁ

敷地内には分譲別荘がある、ご覧の船も居住者の物
外観の維持、洗濯物が外から見えてはいけない等制約も多いようだが、テーマパークではなく別荘だと思えばこれはこれで良いのか・・・

たしかに風景は綺麗なんだけどね~

何故か世界中のワインが売られていて品揃えも充実

リピーターが少なかったことが破綻の要因だったらしいがそれは納得、お客のほとんどが中国&韓国人だったのには驚いた、多くのツアーが組まれているんだろうな~
経営再建途上というが、こりゃもうちょっと真剣に考えなきゃだめでしょ?
2人でがっくりしながら後にした

つづく


記憶の彼方

2008-05-06 | りょこう&ホテル
小学生の時1ヶ月夏休みを佐賀の武雄市で過ごした。
豚小屋にイタズラして豚が脱走で大騒ぎになったり、唐津~筑豊と連れていってもらった思い出がある。
当時東京駅から寝台特急ブルートレインさくら号で長崎へ、台風で列車が停まり心配した祖母が東京駅の駅長室に電話したとあとから聞いた、帰りは生まれて初めて飛行機に乗った。あれから既に30年以上の月日が流れていたとは・・・う~んちょっと感慨深いなぁ
記憶の彼方に忘れかけていた土地九州、その思い出の地へ本当に久しぶりに訪れた。

早朝の羽田空港、いつもの場所に車を置き6時50分発長崎行き、B737を見て「小さい、怖い」と言っていた相方だが、乗った途端に爆睡!
9時には空港で予約していたレンタカーに乗っていた。
生憎雨がポツリと降り出した、レンタカー会社にあった無料の傘を借りてくれば良かったなぁ。
「長崎は~今日も~♪」と歌っていたが歳が・・・

写真はおなじみの平和祈念像がある平和公園、実はこの公園、浦上刑務所の跡地。
原爆投下で多くの受刑者も一瞬のうちに犠牲になった。
有名な少女の手記の石碑もここにある。
平和公園来る前に近くの原爆資料館に寄った、残念ながら内部は撮影禁止だったが一見の価値はある。

今更ながら日本は敗戦国で、世界のお財布なんだと思いしらされる。


公園のすぐ横には長崎文明堂総本店 文明堂は日本各地に複数の異なる会社が存在するが発祥は同じ。詳しくはコチラを参照されたい。
この後浦上天主堂にも立ち寄った。

爆心地に近いこともあり、当時被爆の衝撃で崩れ落ちた天主堂の残骸がそのまま保存されている。

ちなみにここは観光地ということもありレギュラーがリッター156円と高めだったが、それでも九州は全般に関東よりガソリンは安く感じた。

(´-`).。oO今回は(も)ダラダラ続きますのでおつきあい下さいませ~