緊急情報
少し疲れていて、受動的な情報ばかり受けていましたが、友人の情報サイトに出ていたグーグルの放射能測定結果を検索したら、大変な事態になっていました。申し訳ありません。
私は、フォトジャーナリスト広河隆一さんの設立した「チェルノブイリ子ども基金」のお手伝いをしてきました。それで今は医療関係の顧問になりました。もちろんチェルノブイリの高濃度汚染地域にも入りました。高濃度汚染地域は、許可なく入ることはできない地域です。そこでは、現在でも平均毎時3~4マイクロシーベルトの放射線濃度です。事故後の91年2月にウクライナ議会が可決した法律「汚染地域の定義」によると「無条件に住民避難が必要な地域」は年間5ミリシーベルトです。これは、毎時0.57マイクロシーベルトになります。
広河さんは、震災とそれに続く原発事故が起きた時に、すぐ50km圏内の避難を勧告しました。アメリカ政府は、自国民に80km圏内の避難を勧告しました。
現在の状況を調べてみると、一律ではありませんが、原発から62km離れた福島市でも5月の最高1.76マイクロシーベルトで、5月29~30日でも1.17~1.34マイクロシーベルトです。郡山市でも1.39マイクロシーベルト、白河市でも0.56マイクロシ―ベルトを記録しています。避難地域に該当します。特に19歳以下の子どもと妊婦は緊急避難が必要です。グーグルの放射能汚染マップにでていました。
つづく。