KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

日本の暦 七十二候ノ17候

2014年04月25日 14時27分01秒 | 日本の暦

季は春、 季節は晩春、 24節季は穀雨    

17候=霜止出苗 (しもやみてなえいずる)   霜も降りなくなり、稲の苗が生長する時期です

新暦4月25日~4月29日の5日間 

季節の風物詩

「花」 躑躅(つつじ) : 「山つつじ」 「三つ葉つつじ」 「蓮華つつじ」 「平戸つつじ」 ・・・。 自生するものだけでも多いのに、園芸品種もたくさんあります。「躑躅(つつじ)」 「躑躅(てきしょく)」おなじ字だが、「躑躅(てきしょく)」は足踏みして歩行の進まない状態を表す漢語。昔、中国で羊が食べたところ、躑躅して死んでしまったことから、こう呼ぶようになったのだとか。藤、山吹と共に、春の終わりをはなやかに飾るはなです。

    葱坊主(ねぎぼうず) : 葱の花は、昔から「葱坊主」と呼ばれ親しまれてきました。また、葱のたくましい生命力や独特の臭いは、邪気や疫病をはらうとも信じられてきました。橋の欄干につける擬宝珠(ぎぼし)は葱坊主をかたどったものだといわれるし、天皇の略式の輿である「葱花輦(そうかれん)」の屋根にも葱坊主の飾りが乗っています。

「兆し」 陽炎(かげろう) : 日差しの強い日に、立ちのぼる空気が揺らめいて見えることを「陽炎」といいます。これは、直射日光で地面が熱せられて起る現象。夏でも見られるが、のどかなイメージから春の季語になっています。

「お菓子」 草餅(くさもち) : 独特の匂いを持つ蓬(よもぎ)は夏から淡褐色の小花をたくさん付けます。この時季、蓬の若葉を摘んで餅にまぜてつくるのが蓬餅で、いわゆる草餅に用いられることから、別名「餅草」とも言われる。この蓬の葉は止血などの使い、漢方では艾葉(がいよう)と呼ばれています。蓬の葉の裏にある毛は、臼でついて綿状にした艾(もぐさ)に使われます。艾(もぐさ)はお灸をすえるときに燃やすざいりょうです。

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