昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します、
へぼ将棋 王より飛車を大事がり (へぼしょうぎおおよりひしゃをだいじがり)
将棋の初心者なら誰しも経験。いや将棋に限らずだとこの句は戒めているかも知れない川柳です。
滑稽ななかにも文学性の高い香りを求めて、現在も川柳の根強いファンに支えられている。
居候 三杯目にはそっと出し (いそうろうさんばいめにはそっとだし)
懐かしい「居候」。他人の家に世話になり食わせてもらっている「食客」の事。
ふだんは小声で話し肩身の狭い境遇、だからご飯のお代わりも三杯目には恐る恐るそっと出して頼む立場の人、
でも、「三杯」とはこれも懐かしい言葉です。
また食客には「書生」も居ました、書生とは明治・大正時代に他人の家に住み込み家事を手伝いながら勉強をしていた人。
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