KAZUの雑記帳

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昭和レトロ 言葉編 7

2019年02月19日 14時07分03秒 | 昭和レトロ 言葉

今日は24節季の「雨水」なので春は目前です、 (昨日梅花園へ行ったが正解でした)

雨水とは https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/d249b7cc36b892967f9a1c1240488990

 

昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。

可愛い子には旅をさせよ  (かわいいこにはたびをさせよ)

子供が可愛いと思ったら旅をさせなさいと言うのがそのままの意味だが、

昔は旅が辛いものだったから、「子供は若いうちにつらい体験をさせなさい」と言ったのだ。

たしかに昔の旅は辛かっただろう。

先ず体力が無ければ出来ない、歩くか駕籠に乗るかだったが、いずれも体力が必要でした。

舟も有ったが揺れが激しく、難破の危険も大きい。

また追剥ぎに襲われる危険もあり、遠くに行けば風俗習慣言葉まで違う所もあった。

現代は、旅は楽しいので「子供には楽しい思いをさせたい」と誤った解釈をする人が増えた。

 

窮鼠猫を噛む   (きゅうそねこをかむ)

普通は猫が鼠を噛むものだが(最近の猫は鼠を見ると怖がるそうです)、

追い詰められたら鼠といえども猫に食いつくと言っている。

つまり、絶体絶命の窮地に追いつめられると、必死になって弱者も強者を苦しめる事が有る、と言っている。

あるいは、追いつめられた人が思い切った事をする、という意味でも使われる。

また逆に、相手をとことん追いつめるな、とも言う。 

 

前話 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/d2bb6ad61b0d0d3f9bb6db39eb59e2cf

言葉編の意図 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/eb57ddb8a2ee7b1367ea4596175f5cbf