暑い・・・実に暑い・・・・
みなさん、暑さにやられていませんか???
こんなにも暑い毎日ですが、今週末も着付けのお仕事に行ってきました~
今回は浴衣ではなく、夏着物のお客様です
この真夏に????
と思う方も多いと思いますが、お一人は習い事の伝授式、もう一人は法要関係の集まり。
着物を着る機会って、多方面ににあるんだとしみじみ感じますね
ただ、さすがにこの暑さなので
「とにかく、できるだけお車で移動してくださいね」とお伝えしました。
夏着物は一見涼しそうですが、半端ない暑さですからね~
さて、本日のお客様宅には生後2か月の可愛い赤ちゃんがいらっしゃいました
見ているだけで癒されちゃいます~
お客様から赤ちゃんについてよくご質問を受けるので、今回のテーマは「赤ちゃんのいるお客様の着付け」についてです
赤ちゃんといっても「お腹にいる場合」と「産まれた後」のケースがありますね。
それぞれのご質問について回答させて頂きます
お腹に赤ちゃんがいる場合
いわゆる、妊娠中ですね。
妊婦さんの着付けのご依頼は意外と多いんです
1年間に10件近くはあるかも・・・・
「妊娠中でも着物を着る事ができますか????」
この質問が一番多いですね。
もちろん「YES」
昔の人は妊婦さんでもお着物でしたからね
着物のサイズが少々合わなくなりますが、かなり大きなお腹でもお着物は着られますよ
ただし、条件付きです。
「体調が良い事」が大前提です
妊婦さんはつわりはもちろん、貧血や疲れやすいなどの症状があります。
着物はどうしても締め付け感があるので、つわりで気持ちが悪い時は止めた方が良いと思います。
また、着付け時間が20分程度かかり、その間立ちっぱなしになってしまうので、途中で貧血気味になったり体調不良になったりする場合もあります。
実際、以前私が着付けたお客様で、着付け中に貧血でフラ~と倒れられた方がいらっしゃいました
突然で慌てましたが、何とか体を支えて横にする事が出来たのでセーフ。その後は回復されて無事にお着物を着ていかれました
でも私が目を離している間だったら・・と思うとちょっと怖い
その一方で、全然へっちゃら・・・で着物を着ても楽々お出かけ。なんて妊婦さんもいらっしゃるのでこれは個人差ですね
着付けする側としては、どんなに元気な妊婦さんでも、腰ひも部分はできるだけゴムベルトを使用させていただいています。
お持ちでないお客様にはレンタルして使用しています
ゴムベルトは腰ひもと違って伸縮性があるので、お腹がきつくなった時に伸ばしたり、調整機能付きなので少し緩めたり出来るのが利点
もしご自身で着つけられる時もゴムベルトはおススメですよ~
とにもかくにも、ママとお腹の赤ちゃんの体調が第一。
自分の体調をしっかりと見極めて、くれぐれも無理をしないようにしましょう
赤ちゃんが産まれた後の場合
赤ちゃんが産まれた後、最初に着物を着る機会は「お宮参り」
赤ちゃんが生後1か月の時に、神社に祈祷しに行くのですが、お着物を着ていかれるママさんはこれまた意外と多いんです
自分の出産後1か月を思い出すと、体調が悪すぎてとても着物を着ていく気にもならなかっただけに、すごいと思います
それだけ、産後の経過が良いという事ですね
生後1か月~1、2才位までの赤ちゃんをお持ちのお客様で一番のポイントは、とにかく「授乳」です
「着物で授乳はできますか?」
残念ながら「No」なんです
正確にいえば、できなくはないと思うんですが・・・だって、しつこいようですが昔の人は着物で授乳してましたからね
でも、現実的には難しい状況です。
赤ちゃんがいらっしゃるお客様が着物を着られる場面は「お宮参り」「結婚式」「七五三」などのフォーマルな場面。
フォーマルな場面では着物が崩れないようにしっかりと着付けるので、胸元を開くのは無理なんです
浴衣や小紋でラフに着る場面であれば、多少胸元が乱れても授乳が可能かもしれませんが、着付けに知識の無いお客様では手直しが出来ないので着物での授乳は諦めましょう
そこで、授乳中のママさんの着付けポイントがあります
授乳は着物を着る直前にする。
ヘアメイクと着付けの間に授乳時間を設けて、着物を着る直前におっぱいを空にしてあげましょう。
美容室の場合は、授乳できるスペースがあるか事前に必ず確認しておきましょう。
着物を着ている時間をできるだけ短くする。
洋服を持参してご祈祷や式の後に更衣室で洋服に着替えてしまうのも有です。
行事を企画する時は(お呼ばれの結婚式は難しいですが・・・)、着物を着ている時間が2-3時間程度になるようなスケジュールを組みましょう。
母乳漏れを防ぐ。
母乳は血液なので、着物に付着するとしみ抜きが必要になります。
その為に、母乳漏れを防ぐことが重要
下着に多めの母乳パッドを入れておいて、母乳漏れに備えておきましょう。
授乳中のママさんが長時間着物を着ている事で起きるのが「乳腺炎」なんです
とにかく、母乳が溜まらないような対策を考えて、着物を着てくださいね
さて、本日のお写真は昨年ご訪問した七五三のお嬢様です
お嬢様のご希望のヘアが「あんみつ姫」(今どきの子供たちは知らないらしい・・・)
お母様が着た黄色のお着物もなかなか個性的で素敵でした
みなさん、暑さにやられていませんか???
こんなにも暑い毎日ですが、今週末も着付けのお仕事に行ってきました~
今回は浴衣ではなく、夏着物のお客様です
この真夏に????
と思う方も多いと思いますが、お一人は習い事の伝授式、もう一人は法要関係の集まり。
着物を着る機会って、多方面ににあるんだとしみじみ感じますね
ただ、さすがにこの暑さなので
「とにかく、できるだけお車で移動してくださいね」とお伝えしました。
夏着物は一見涼しそうですが、半端ない暑さですからね~
さて、本日のお客様宅には生後2か月の可愛い赤ちゃんがいらっしゃいました
見ているだけで癒されちゃいます~
お客様から赤ちゃんについてよくご質問を受けるので、今回のテーマは「赤ちゃんのいるお客様の着付け」についてです
赤ちゃんといっても「お腹にいる場合」と「産まれた後」のケースがありますね。
それぞれのご質問について回答させて頂きます
お腹に赤ちゃんがいる場合
いわゆる、妊娠中ですね。
妊婦さんの着付けのご依頼は意外と多いんです
1年間に10件近くはあるかも・・・・
「妊娠中でも着物を着る事ができますか????」
この質問が一番多いですね。
もちろん「YES」
昔の人は妊婦さんでもお着物でしたからね
着物のサイズが少々合わなくなりますが、かなり大きなお腹でもお着物は着られますよ
ただし、条件付きです。
「体調が良い事」が大前提です
妊婦さんはつわりはもちろん、貧血や疲れやすいなどの症状があります。
着物はどうしても締め付け感があるので、つわりで気持ちが悪い時は止めた方が良いと思います。
また、着付け時間が20分程度かかり、その間立ちっぱなしになってしまうので、途中で貧血気味になったり体調不良になったりする場合もあります。
実際、以前私が着付けたお客様で、着付け中に貧血でフラ~と倒れられた方がいらっしゃいました
突然で慌てましたが、何とか体を支えて横にする事が出来たのでセーフ。その後は回復されて無事にお着物を着ていかれました
でも私が目を離している間だったら・・と思うとちょっと怖い
その一方で、全然へっちゃら・・・で着物を着ても楽々お出かけ。なんて妊婦さんもいらっしゃるのでこれは個人差ですね
着付けする側としては、どんなに元気な妊婦さんでも、腰ひも部分はできるだけゴムベルトを使用させていただいています。
お持ちでないお客様にはレンタルして使用しています
ゴムベルトは腰ひもと違って伸縮性があるので、お腹がきつくなった時に伸ばしたり、調整機能付きなので少し緩めたり出来るのが利点
もしご自身で着つけられる時もゴムベルトはおススメですよ~
とにもかくにも、ママとお腹の赤ちゃんの体調が第一。
自分の体調をしっかりと見極めて、くれぐれも無理をしないようにしましょう
赤ちゃんが産まれた後の場合
赤ちゃんが産まれた後、最初に着物を着る機会は「お宮参り」
赤ちゃんが生後1か月の時に、神社に祈祷しに行くのですが、お着物を着ていかれるママさんはこれまた意外と多いんです
自分の出産後1か月を思い出すと、体調が悪すぎてとても着物を着ていく気にもならなかっただけに、すごいと思います
それだけ、産後の経過が良いという事ですね
生後1か月~1、2才位までの赤ちゃんをお持ちのお客様で一番のポイントは、とにかく「授乳」です
「着物で授乳はできますか?」
残念ながら「No」なんです
正確にいえば、できなくはないと思うんですが・・・だって、しつこいようですが昔の人は着物で授乳してましたからね
でも、現実的には難しい状況です。
赤ちゃんがいらっしゃるお客様が着物を着られる場面は「お宮参り」「結婚式」「七五三」などのフォーマルな場面。
フォーマルな場面では着物が崩れないようにしっかりと着付けるので、胸元を開くのは無理なんです
浴衣や小紋でラフに着る場面であれば、多少胸元が乱れても授乳が可能かもしれませんが、着付けに知識の無いお客様では手直しが出来ないので着物での授乳は諦めましょう
そこで、授乳中のママさんの着付けポイントがあります
授乳は着物を着る直前にする。
ヘアメイクと着付けの間に授乳時間を設けて、着物を着る直前におっぱいを空にしてあげましょう。
美容室の場合は、授乳できるスペースがあるか事前に必ず確認しておきましょう。
着物を着ている時間をできるだけ短くする。
洋服を持参してご祈祷や式の後に更衣室で洋服に着替えてしまうのも有です。
行事を企画する時は(お呼ばれの結婚式は難しいですが・・・)、着物を着ている時間が2-3時間程度になるようなスケジュールを組みましょう。
母乳漏れを防ぐ。
母乳は血液なので、着物に付着するとしみ抜きが必要になります。
その為に、母乳漏れを防ぐことが重要
下着に多めの母乳パッドを入れておいて、母乳漏れに備えておきましょう。
授乳中のママさんが長時間着物を着ている事で起きるのが「乳腺炎」なんです
とにかく、母乳が溜まらないような対策を考えて、着物を着てくださいね
さて、本日のお写真は昨年ご訪問した七五三のお嬢様です
お嬢様のご希望のヘアが「あんみつ姫」(今どきの子供たちは知らないらしい・・・)
お母様が着た黄色のお着物もなかなか個性的で素敵でした
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