お久しブログです
本日、久しぶりの完全off
1日何もない日は本当に貴重なので、久しぶりにゆっくりショッピング
新しくできたショッピングモールを満喫しました
5月から週末は1日3件というハードな仕事が続いてかなりのお疲れモード
本当は1日2件にしたいとろこですが、リピーターさんから頼まれるとどうしても性格的に断れません
ぎりぎりのスケジュールで何とか無事に終了してホッと一息。
さてさて、今日は久しぶりに「お客様からのご質問」ブログです
昨年の夏の出来事
以前、働いていた会社の後輩ちゃんから1通の「HELP」メール
「おばあちゃんの着物が山のようにあり、どう処分したらよいかわからないんです~」
話によるとおばあ様が施設に入られることになり、家の整理をしていた時にあまりの着物の量の多さに困ったとの事
わかります。わかります。わかります~
この悩み、多くのお客様が抱えている問題なんですね。
田舎の大きなお家なら全く問題ないのですが、昨今の住宅事情では家でたくさんの着物を保管するのはなかなか厳しい現状が・・・
可愛い後輩の頼み、片道2時間かけていざ「着物整理」に行ってきました~
ご実家に到着すると、着物や帯の山があちこちにできていました
ありがたいことに、お母様が事前にお着物の丈を測って、サイズ別に分けておいて下さっていました
これ非常に大事です
着物のサイズチェック着物にもサイズがあるので、どの着物もすべての人が着られるわけではないんですね
そして・・・そこから着物の断捨離がスタートです
ここで「着物の断捨離」のポイントについて考えていきたいと思います
ポイント① サイズチェック
まずは着物のサイズ(丈)を測りましょう。
サイズを測る事で、今後誰がこの着物を着られるかの判断が可能になります。
「着る人の身長」と「着物の丈(襟もとから裾までの長さ)」のサイズが10センチくらいの違いであればなんとか着る事が可能です。(着物が大きい分には問題ありませんが、着物が短いとおはしょりが出ない、裾が短くなる等の仕上がりの悪さがあります)
また、着物にひどい汚れやシミがないか、この時点でチェックしておきましょう。
ポイント② 着物を種類別に分類
おでかけ向き(留袖・訪問着・附下・振袖)と普段着向き(小紋・紬・浴衣)等に分類しましょう。
今後、どういうシチュエーションで着たいかによって、残す着物が決まってきます。
普段お着物を着ないのであれば、小紋・紬などは殆ど着る出番はないと思います。
その場合は、結婚式やお祝い事用の着物を残しておけば十分です。
ただ、年齢と共に突然「着物」に目覚める事も想定して、小紋や紬でも状態の良い物、高価なものは残しておくと良いですね。
帯も袋帯、名古屋帯、半幅帯で分けておきましょう。
ポイント③ 着る人について
着物を着る人の年齢、好み、着るシチュエーションを考えましょう。
未婚?既婚?
お茶や踊りなど着物を着る習い事をしているかどうか、今後したいかどうか?
今後、どんな着る機会があるどうか?(結婚式、入学卒業式、パーティ等)
他にも身近に着物を着られる人がいるかどうか(お嬢様、お孫さん、姉妹等)
着る人と着るタイミングをイメージする事で、お着物を絞る事ができます。
ポイント④ 着物の色・柄の選択
③で考えた着る人を考慮して、残したい着物を選びましょう。
お着物はお洋服と同じで、着る人の好みや年齢で、似合うものが変わってきます。
どうしても「好みじゃない」「年齢に合わなさすぎる」物は処分の対象になります。
ただ、年齢より落ち着いた物については、今似合わなくても、年齢を重ねると似合う時期がくるかもしれないので、処分についてはしっかり考えましょう。
ポイント⑤ 保存場所のキャパを考える
住宅事情にもよりますが、着物を保管する場所やタンスの広さに合わせて、残す着物の量を考えましょう。
よほど、お茶などの習い事や、着物でのお出かけをされる方でなければ、そうそうお着物を着る機会はありません。
着ない着物をたくさん手元においておくのは、まさにタンスの肥やし。
できるだけ、収納場所に収まる量を考えて選択すると良いと思います。
ポイント⑥ コーディネートを考える
上記、ポイントである程度残すお着物が絞られてくると思います。
この時点でやっておくと良いのが、コーディネートです。
せっかく、着物や帯がすべて出ているので、この機会に着物・長襦袢・帯・小物を組み合わせてしまいましょう。
いざ、着ようと思った時にすべてがバラバラだと、この着物にどの帯??小物??と慌ててしまう事が多々あります。
お着物をセットを作っておいておけば、探さずにすぐに着られることが出来ますね
もちろん、お着物に詳しい方は、着る時に選べば大丈夫です。
ポイント⑦ 処分方法を考える
さて、いよいよ処分になります。
お着物はとても高額なものになりますので、安易に捨ててしまうのはもったいない
そこで、やはり着てもらえる、使ってもらえるを前提に考えましょう。
・着物好きな友人、親戚に譲る
・タペストリーにする
・着物リメイクでお洋服に作り変える(以前、お客様で着ていた方がいらっしゃいましたが、とても素敵でした)
・リサイクル屋に持っていく。(二束三文ですが、捨てるよりは・・・最近は家まで査定に来てくれる業者さんもいるようです)
・オークションに出品する。(その場合は単品よりも着物セットにして出品すると買う方も喜ぶと思います)
以上が着物断捨離のポイントになりますが、着物の知識がないと少々難しい部分がありますね
できれば、着物に詳しい人にお願いして、一緒に整理をしてもらうのがおススメです
私も老後(???)、出張着付けのお仕事ができなくなったら、お客様の着物整理のお仕事でもしようかな~なんて考えちゃいました(今はとてもそんな余裕はありませんが・・・)
着物をタンスの肥やしにしないで、是非、有効利用してくださいね
本日、久しぶりの完全off
1日何もない日は本当に貴重なので、久しぶりにゆっくりショッピング
新しくできたショッピングモールを満喫しました
5月から週末は1日3件というハードな仕事が続いてかなりのお疲れモード
本当は1日2件にしたいとろこですが、リピーターさんから頼まれるとどうしても性格的に断れません
ぎりぎりのスケジュールで何とか無事に終了してホッと一息。
さてさて、今日は久しぶりに「お客様からのご質問」ブログです
昨年の夏の出来事
以前、働いていた会社の後輩ちゃんから1通の「HELP」メール
「おばあちゃんの着物が山のようにあり、どう処分したらよいかわからないんです~」
話によるとおばあ様が施設に入られることになり、家の整理をしていた時にあまりの着物の量の多さに困ったとの事
わかります。わかります。わかります~
この悩み、多くのお客様が抱えている問題なんですね。
田舎の大きなお家なら全く問題ないのですが、昨今の住宅事情では家でたくさんの着物を保管するのはなかなか厳しい現状が・・・
可愛い後輩の頼み、片道2時間かけていざ「着物整理」に行ってきました~
ご実家に到着すると、着物や帯の山があちこちにできていました
ありがたいことに、お母様が事前にお着物の丈を測って、サイズ別に分けておいて下さっていました
これ非常に大事です
着物のサイズチェック着物にもサイズがあるので、どの着物もすべての人が着られるわけではないんですね
そして・・・そこから着物の断捨離がスタートです
ここで「着物の断捨離」のポイントについて考えていきたいと思います
ポイント① サイズチェック
まずは着物のサイズ(丈)を測りましょう。
サイズを測る事で、今後誰がこの着物を着られるかの判断が可能になります。
「着る人の身長」と「着物の丈(襟もとから裾までの長さ)」のサイズが10センチくらいの違いであればなんとか着る事が可能です。(着物が大きい分には問題ありませんが、着物が短いとおはしょりが出ない、裾が短くなる等の仕上がりの悪さがあります)
また、着物にひどい汚れやシミがないか、この時点でチェックしておきましょう。
ポイント② 着物を種類別に分類
おでかけ向き(留袖・訪問着・附下・振袖)と普段着向き(小紋・紬・浴衣)等に分類しましょう。
今後、どういうシチュエーションで着たいかによって、残す着物が決まってきます。
普段お着物を着ないのであれば、小紋・紬などは殆ど着る出番はないと思います。
その場合は、結婚式やお祝い事用の着物を残しておけば十分です。
ただ、年齢と共に突然「着物」に目覚める事も想定して、小紋や紬でも状態の良い物、高価なものは残しておくと良いですね。
帯も袋帯、名古屋帯、半幅帯で分けておきましょう。
ポイント③ 着る人について
着物を着る人の年齢、好み、着るシチュエーションを考えましょう。
未婚?既婚?
お茶や踊りなど着物を着る習い事をしているかどうか、今後したいかどうか?
今後、どんな着る機会があるどうか?(結婚式、入学卒業式、パーティ等)
他にも身近に着物を着られる人がいるかどうか(お嬢様、お孫さん、姉妹等)
着る人と着るタイミングをイメージする事で、お着物を絞る事ができます。
ポイント④ 着物の色・柄の選択
③で考えた着る人を考慮して、残したい着物を選びましょう。
お着物はお洋服と同じで、着る人の好みや年齢で、似合うものが変わってきます。
どうしても「好みじゃない」「年齢に合わなさすぎる」物は処分の対象になります。
ただ、年齢より落ち着いた物については、今似合わなくても、年齢を重ねると似合う時期がくるかもしれないので、処分についてはしっかり考えましょう。
ポイント⑤ 保存場所のキャパを考える
住宅事情にもよりますが、着物を保管する場所やタンスの広さに合わせて、残す着物の量を考えましょう。
よほど、お茶などの習い事や、着物でのお出かけをされる方でなければ、そうそうお着物を着る機会はありません。
着ない着物をたくさん手元においておくのは、まさにタンスの肥やし。
できるだけ、収納場所に収まる量を考えて選択すると良いと思います。
ポイント⑥ コーディネートを考える
上記、ポイントである程度残すお着物が絞られてくると思います。
この時点でやっておくと良いのが、コーディネートです。
せっかく、着物や帯がすべて出ているので、この機会に着物・長襦袢・帯・小物を組み合わせてしまいましょう。
いざ、着ようと思った時にすべてがバラバラだと、この着物にどの帯??小物??と慌ててしまう事が多々あります。
お着物をセットを作っておいておけば、探さずにすぐに着られることが出来ますね
もちろん、お着物に詳しい方は、着る時に選べば大丈夫です。
ポイント⑦ 処分方法を考える
さて、いよいよ処分になります。
お着物はとても高額なものになりますので、安易に捨ててしまうのはもったいない
そこで、やはり着てもらえる、使ってもらえるを前提に考えましょう。
・着物好きな友人、親戚に譲る
・タペストリーにする
・着物リメイクでお洋服に作り変える(以前、お客様で着ていた方がいらっしゃいましたが、とても素敵でした)
・リサイクル屋に持っていく。(二束三文ですが、捨てるよりは・・・最近は家まで査定に来てくれる業者さんもいるようです)
・オークションに出品する。(その場合は単品よりも着物セットにして出品すると買う方も喜ぶと思います)
以上が着物断捨離のポイントになりますが、着物の知識がないと少々難しい部分がありますね
できれば、着物に詳しい人にお願いして、一緒に整理をしてもらうのがおススメです
私も老後(???)、出張着付けのお仕事ができなくなったら、お客様の着物整理のお仕事でもしようかな~なんて考えちゃいました(今はとてもそんな余裕はありませんが・・・)
着物をタンスの肥やしにしないで、是非、有効利用してくださいね
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