「不動富士」
私が「風の丘」と呼んで暮らすココは、一年中風が吹いて、
冬以外は濃霧(実は雲)の中ということが多く、太平洋戦争後に開拓された入植地で、
現在は山梨県下最大の酪農地帯の直中にあります。
ここから100mでも暮らす場所が違っていたのなら、屹度、私は富士山に向かい
カメラを構えることはなかったと思います。なので、
会場に並べられた富士山は全て「風の丘」から、日々の暮らしの中で撮られたものです。
そして、シャッターを切ろうが切るまいが、富士山に向かい、(向かうからこそ)
いつも思い感じることがあります。
「今、踏みつけている小さな草も、ミミズ一匹も、全宇宙そのもの。」
私たちは溢れる奇跡のただ中に在る。
只 在る だけでパーフェクト!
何をクヨクヨ…… 何を偉そうに……。
しがみつき、抱え込んだ「それ」を手離しさえすればイイ!
そうすれば、奇跡として在る自分に、全宇宙が、
いつだってそっと寄り添う。
機会があればお立ち寄りください。
見えても見えなくても
富士山は 只 そこに在ります。
風の丘にて 2005年5月 渡辺 康
私が「風の丘」と呼んで暮らすココは、一年中風が吹いて、
冬以外は濃霧(実は雲)の中ということが多く、太平洋戦争後に開拓された入植地で、
現在は山梨県下最大の酪農地帯の直中にあります。
ここから100mでも暮らす場所が違っていたのなら、屹度、私は富士山に向かい
カメラを構えることはなかったと思います。なので、
会場に並べられた富士山は全て「風の丘」から、日々の暮らしの中で撮られたものです。
そして、シャッターを切ろうが切るまいが、富士山に向かい、(向かうからこそ)
いつも思い感じることがあります。
「今、踏みつけている小さな草も、ミミズ一匹も、全宇宙そのもの。」
私たちは溢れる奇跡のただ中に在る。
只 在る だけでパーフェクト!
何をクヨクヨ…… 何を偉そうに……。
しがみつき、抱え込んだ「それ」を手離しさえすればイイ!
そうすれば、奇跡として在る自分に、全宇宙が、
いつだってそっと寄り添う。
機会があればお立ち寄りください。
見えても見えなくても
富士山は 只 そこに在ります。
風の丘にて 2005年5月 渡辺 康