昨日のブログは思った通りページビュー数がいつもの2倍くらいになりました。やはりオーストラリア移住、永住に興味のある人の多いことが伺えます。定年後のオーストラリア移住は普通の人には非常に難しいのではないかという僕の考えを書きました。
今日のお題は「オーストラリアへスキル移民編」です。では、スキル(技能)を持った日本人はオーストラリアへ移住出来るのかについて、僕の考えを書きたいと思います。勿論、僕はビザや移住の法律に関しては全くの素人ですので、今日も話半分で聞いて下されば幸いです。
このブログを読んでいるあなたが、まだ10代、20代、30代なら、チャンスはかなりあると思います。40代でもまだチャンスは残されているでしょう。
スキル移民で就労ビザや学生ビザを取るにはポイントテストがあり、年齢、英語力、学歴のレベル、技能職に就いていた年数、などのポイントが加算されて、一定の合計点に到達すると、ビザが取れるのです。
あなたが今、10代であれば、日本の中学、又は高校を卒業してから、こちらの高校、大学に入学する方法です。そこで、オーストラリアで不足している技能を身に着ければ、こちらに就職、移住できる確率は高くなります。更に、こちらで勉強すれば英語も自然に身に着けることができるし、友達のネットワークを広げることができます。
但し、ネックになるのはあなたのご両親の経済的な援助が受けられるかにかかっています。外国人留学生の一年間の授業料、本、文具、コンピューター代は公立高校で約200万円、私立では350万円ほどかかります。その他に食費、生活費、渡航費などを含めると400万円-600万円になってしまいます。なので、あなたのご両親がかなりの富裕層に属していない限り、この方法は難しいかも知れません。
あなたが今、20代であれば、日本の大学を卒業して、就職してからの移住ですね。一番簡単なのはワーキングホリデービザ(ワーホリ)を取得するもので一年間、こちらに住むことができ、田舎で農作業を3か月間すれば、もう一年又は2年延長することが可能になり、最長3年間オーストラリアで就労することが可能です。
20代または30代で、あなたに1千万円以上の貯金があれば、オーストラリアの大学や大学院、TAFE(専門学校)に入学、(または編入)し、職能資格を取得することが可能です。
大学の授業料は昨日のブログにも書きましたが、250万円以上はかかります。この他に寮費や食費、生活費などを含めると一年に最低でも500万円はかかってしまいます。
30代、40代で、日本で技能職に就いていて、英語力も申し分ない(英検1級レベル)ならば、オーストラリアで不足している技能職に就職するることも可能だと思います。
移民局のサイトに不足している技能職のリストを公表しているので、どの職種、スキルがあればこちらで就職しやすく、ビザが貰えそうなのかが分かります。例えば、看護師、土木技師、ITコンピューター技師、プログラマー、シェフなどです。
これらは日本で職業資格を取って、就職し、技能を磨き、オーストラリアで就職しビザを取得し移住する方法と、オーストラリアの大学や専門学校で職業資格を取って就職し、移住する方法があります。
では、明日も、このブログでお会いしましょう。