読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

神戸・異人館 殺人情景 高梨耕一郎 光文社文庫

2007-02-25 21:30:52 | 読んだ
推理小説を読みたくなった。
というわけで久々の「神尾一馬の事件簿」である。

神尾一馬の事件簿といいながら、実は例のというかレギュラーの亜細亜日報の新聞記者・勝田利明がメインである。

勝田の大学時代の友人水城康平が失踪、その捜索を依頼されるが、非常に複雑な事情が絡んでいるよう、それも国家的な陰謀が・・・

康平の妻は、かつて勝田が結婚を意識した恋人・美緒である。美緒はある日突然失踪、そして18年ぶりに再会したが、事件、である。

一方神尾一馬は仕事で神戸に来ている。
そこで、東京で発生した殺人事件と神戸でおきた殺人事件の関連について捜査にきていた警視庁捜査1課の武藤と津田に出会う。

国家的陰謀と小児糖尿病というキーワードで、事件は進んでいく。
まあ、ハラハラドキドキの展開である。

フィクサーとか国家的陰謀とかちょっと現実離れというかゴルゴ13っぽいカンジの事件である。

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