久々に本屋で目についた本である。
購入した理由
1.題名に「書店」が入っていた。
2.裏の解説の、主人公が叔父の経営する書店に住み込んで仕事を手伝う、ということが書いてあった。
生活が成り立つならば古本屋の親父になりたい。
という私にとって、これは読みたくなる本ではないか。
しかも主人公は女性である。
主人公の貴子は、同じ職場の英明からある日突然「俺結婚するんだ」と告げられる。
つまり失恋したのである。
そして、会社も辞めた。
そんな貴子に、叔父のサトルから、自分の古書店を手伝わないかという誘いが入る。
気が進まない貴子であったが、田舎の母から田舎に帰るかサトルの店を手伝うかどっちかだ、といわれ、渋々古書店「森崎書店」を手伝うこととなる。
貴子はそれまで本を読まない人間であったが、徐々に本を読み始める。
そして、本の街「神保町」の森崎書店とその周囲の人々と関わる。
物語は貴子の一人称で語られるが、淡々と進む、唯一の盛り上がりは、貴子が叔父のサトルとともに英明の家を訪れ、気持ちをぶつけるところである。
この小説は「第3回ちよだ文学賞」を受賞し、映画化された。
ドキドキもワクワクも少ないのだが、今はそういうものが溢れすぎているので、かえって新鮮である。
こういうものが読みたかったのだ!
と読み終わったあと叫びたかった。
ということで、森崎書店の日々の続編である「桃子さんの帰還」も収められている。
どちらかといえば、こちらのほうが面白いといえば面白い。
それも「森崎書店の日々」があってからのこと。
久々に人に勧めたくなる本であった。
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1.題名に「書店」が入っていた。
2.裏の解説の、主人公が叔父の経営する書店に住み込んで仕事を手伝う、ということが書いてあった。
生活が成り立つならば古本屋の親父になりたい。
という私にとって、これは読みたくなる本ではないか。
しかも主人公は女性である。
主人公の貴子は、同じ職場の英明からある日突然「俺結婚するんだ」と告げられる。
つまり失恋したのである。
そして、会社も辞めた。
そんな貴子に、叔父のサトルから、自分の古書店を手伝わないかという誘いが入る。
気が進まない貴子であったが、田舎の母から田舎に帰るかサトルの店を手伝うかどっちかだ、といわれ、渋々古書店「森崎書店」を手伝うこととなる。
貴子はそれまで本を読まない人間であったが、徐々に本を読み始める。
そして、本の街「神保町」の森崎書店とその周囲の人々と関わる。
物語は貴子の一人称で語られるが、淡々と進む、唯一の盛り上がりは、貴子が叔父のサトルとともに英明の家を訪れ、気持ちをぶつけるところである。
この小説は「第3回ちよだ文学賞」を受賞し、映画化された。
ドキドキもワクワクも少ないのだが、今はそういうものが溢れすぎているので、かえって新鮮である。
こういうものが読みたかったのだ!
と読み終わったあと叫びたかった。
ということで、森崎書店の日々の続編である「桃子さんの帰還」も収められている。
どちらかといえば、こちらのほうが面白いといえば面白い。
それも「森崎書店の日々」があってからのこと。
久々に人に勧めたくなる本であった。
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