
石垣島でGETした3頭のスジグロカバマダラを、ここ福岡まで連れ帰ってペンタスを入れた吹き流しへと放った。
いやぁ、アカネ科のペンタスは比較的に安価な上に、春から秋までの長い期間にわたって花を咲かせてくれるのでチョウに吸蜜させる花としては本当に重宝しています。

で、その吹き流しの中に産卵させるガガイモ科のリュウキュウガシワ(Cynanchum liukiuense)を入れると・・・・

上手くいけば、ご覧のようにリュウキュウガシワの葉っぱに爆産してくれます。

ただ、これらの幼虫は兄弟となる卵を片っ端に食べるという悪癖を持っているので油断をすると、最終的には数匹しか残らないという結果を招く恐れが・・・・
しかし、その悪癖は若齢期だけの事で、ある程度の大きさに成長すれば後は大丈夫。
えっ!?
そんなもの育ててどうすんだ!って?
いやぁ・・・・
それがね、南方から飛来して偶産したカバマダラに交じって飛ぶスジグロカバマダラって南の島で見かけるものよりも一回り大きいんですよ。
もちろん本来の発生地でも、それなりに大きなスジグロカバマダラは見かけますが・・・
ただ、その大型化する要因の一つは飛来地で食べている餌と気温にあるとCherryは考えているんですよね。
と言うか、その餌を用いて飼育すれば同等の個体が羽化してくるので結果としては当たらずとも遠からずず・・・ たぶん

やっぱ箱に並べるには少しでも大きな方が迫力ありますしね。
しかーし、いくら大きいものを目指しても欲をかいて餌が不足気味になったりすると当然のように成虫は小さくなるので、幼虫に与えるエサが常に入手できるという条件付きではありますが・・・