錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

一升瓶の泡波

2022年11月01日 | 放浪雑記

有人島としては日本最南端となる波照間島。
その波照間島の小さな酒造所(波照間酒造所)で造られている泡盛の泡波は島内消費量だけに重点を置き生産されているものだから、石垣島のターミナルから高速艇で60分~70分かけて渡ったとしても必ず買えるという代物ではありません。
それだけ品薄で次の入荷も分からないというレアな酒。
おまけに主流は2合瓶と3合瓶ときたものたら、一升瓶や二升半瓶を求めても “ 一昨日おいで! ” とばかりに適当にあしらわれて終わる。
だから波照間島で首尾よく、この酒を見つけたら2合瓶や3合瓶であっても即買いなのです。
だって…
そんな入手困難な幻の泡盛というだけあって、島では定価800円の3合瓶がネットなどでは5,000円や8,000円とプレミアがつくのです。
で、そんな幻と云われる泡波の一升瓶が目の前にある。
それも波照間島までの往復料金(6,910円)を差し引くと酒代は4.000円ほど…
まぁ、波照間島で入手できれば 1,900円の定価なんだけど、無いものはどうにもならず利用した6,910円の往復料金(安永観光)だけを無駄遣いして終わることを考えれば差額の2.100円は費やす労力と時間代と思えば安いもの。
と、いう事で幻と云われる泡波を、捕ったど〰〰〰〰〰〰‼

じゃなくて…

GETしたぞーーーーーーーー‼

なーんてね。

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島バナナ

2022年11月01日 | 放浪雑記
どうしたもか、相も変わらず今日も雨…
それも洪水警報が発令されほどの激しい雨ときたものだから、大きなウナギ釣りすら河川の増水でできません。
と、言うか…
車に乗り込むことすら躊躇ってしまうほどの雨。
そこで今日は一昨日の話です。


この南の島には島バナナ・モンキーバナナ・三尺バナナというチビバナナ3兄弟があるのはご存じかと思いますが…
中でも島バナナは別格で高級フルーツとして高く売買されることから、収穫を前にしたバナナを盗むという不届き者すら存在するのです。
では、なんで高価なの?
その答えを語れる人は意外と少ない。
この島バナナは東南アジアのマレーを原産とするバナナで、この沖縄へは100年ほど前に持ち込まれたそうな。
しかーし、このバナナは病気の影響を受けやすいため栽培することが非常に難しく、9~10月の収穫期が台風シーズンと重なり収穫に大きく影響している… らしい。
要するに島バナナは美味しいんだけど安定した収穫が見込めない。
おまけに、もう一つの問題が…
それは完熟した島バナナは足が速いという欠点を抱えているのです。
そこで島バナナは上にUPしたような状態で流通していて、入手後は自身の手で熟成させなければならない。
新聞紙に包んで吊り下げ自ら発するガスで熟成を促すという面倒なバナナなんだけど、程よい酸味にクリーミーな触感と甘みが加わりマジ美味い。
そんな島バナナを出かけた先で貰ったという、それだけのお話でした。
だってぇ…
余りにも激しい雨で、お出かけできないんだも~ん。

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