錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

解禁ってことでイイのかな?

2022年11月11日 | 昆虫・植物
想定していたよりも早くYクラブの方で情報公開された… らしい。
そして!
詳しくは年明けの『季刊ゆずりは』にて正式に発表されるらしいけど、こうなると解禁ってことでイイのかな?
何が?
いや、何がって… 👇これですよ。


その名もタイワンクロボシジミ… って、おい!
違うでしょ!
まぁ、見かけは良く似てますが、こいつじゃない…ww
して、その正体は…


はーい!
ヒメウラボシシジミっす。
で、このヒメウラボシシジミが久々に石垣島の中で発生してるんですよぉ。
もしかして、ずーーっと前から知っとったんかい
はい、知ってました。


しっかし、この件に関しては“しらばっくれる”のが大変でしたけどね。
と言うか…
あんな辺鄙な場所で目的もなく徘徊してたら完璧なまでに不審者ですよ。
おまけに『虎穴に入らずんば虎子を得ず』じゃないけれど、我が両足は無数のダニにやられ今に至っても穴ポコだらけで痒いのなんの!


そして!
👆こいつが食樹(ホスト)であるミカン科のハナシンボウギ。
そう言われると、小さな実が何となく🍊ミカンに見えてくるでしょ?
で、このハナシンボウギの蕾とか新芽の周りにヒメウラボシシジミが小さな卵を産卵していくんです。
👇こんな感じでね。


まぁ、こちらは産卵されたばかりの卵だから、薄いライムグリーンなんだけど孵化が近くなると次第に色が薄れて白くなる。
で、その頃になると…


卵の殻が透けてきて、なんとなく幼虫の姿が見て取とれる。
ただ、ここまでは順調なんだけど…
これからが大変。


孵化した幼虫なのですが…
小型のシジミチョウだけあって、その卵も小さければ孵化した幼虫も小さい。
正直言って、爺さんの目では見えましぇ~ん!
よって、この画像は実体双眼顕微鏡にカメラを乗せて撮影しています。


そんな小さなヒメウラボシシジミの幼虫をチマチマと拾い上げては、用意した餌に引っ越しさせているのですが…
その甲斐あって今では頭を突っ込むようにして摂食しています。
序に“💩フン”を垂れながら…
誰かぁ~、この子をトイレに連れてってあげてーーー!
そんなこんなで今現在、石垣島の某所で迷蝶のヒメウラボシシジミが発生中。

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