いやぁ…
このところの福岡県南部は正に “山茶花梅雨” と言えるような雨が続いています。
そんな梅雨のような雨が降る中で、今日は初冬のサツマニシキを観察にでかけてきました。
と、言うか…
以前に『今年も余すところ一ヵ月と半となり、これが最後の蛾ネタになるかもしれない』なんて内容の記事をUPしたものですから、ちょいとサツマニシキの幼虫でも覗いてみようと思ったんですよね。
しかーし、場所は薄暗い山の中。
おおまけに、その空は雨雲に覆われているので更に暗く、そんな中で1mm~2mm程度の幼虫を探すとなると至難の業。
いや、その前に…
幼虫が食べた食痕が無い!
何時もであれば食樹であるヤマモガシの葉に独特の食痕が多く見られるのですが、これが今期は殆ど無い。
なんでぇ?
第2化の産卵期に何か問題があったのかなぁ…
でも、そこは手慣れたもので僅かばかりの時間で数匹の幼虫を見つけることができました。
まぁ、例年に比べると数こそ減らしているみたいだけど種としての存続はできてるみたい。
が!
まだ油断はできません。
このサツマニシキは南方種だけに、これから訪れる寒い冬を超え来年の発生期までに如何ほどの数が生き残れるか?
できれば再び乱舞するサツマニシキを見てみいものです。