何時の事だか?
ご厚意にて頂いたキバナツノゴマの種鞘( Ⅾevil's claw )から取り出した種を蒔き、そこそこの種鞘を毎年収穫できていた。
が!
何時しか他の花に場所を譲り桜島大根を育てていた果樹用の大型植木鉢へと処変え。
そんなこともあって収穫できる種は次第に小さくなった上に、九州北部を二度とに渡って襲った豪雨で全ての株を失った。
だから種も尽き、もうダメかと諦めていたら…
昨年の初夏に庭の隅から2つの種鞘を見つけた。
そこで、その鞘から種を取りだし蒔いてみたのですが…
これがまた全く発芽せずキバナツノゴマの栽培は断念せざるを得なかった。
が!
夏の盛りを過ぎようとした頃になって1つだけ大きな双葉が…
そう、キバナツノゴマが発芽したのです。
それが昨年に育てていたキバナツノゴマ( Ⅾevil's claw )だったのです。
そんな遅い発芽が影響してか収穫できたのは晩秋に入ってからとなりましたが、ここにUPした画像の通り多くの種鞘を確保できました。
恐らく4~5年は雨ざらし日ざらしだったと推定される不良種子から奇跡的にも一つだけが発芽してくれたことで次へと繋ぐことができました。
種と言う小さな命の塊がもたらした、この縁に爺さんは心から感謝。
ありがとう…