錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

カゲロウの一種(幼虫)

2015年05月11日 | 石ころ
たまには石ころのネタも無ければねぇ・・・
なーんて脇を見たら、こいつが転がってたのでUPしてみました。
で!この化石は見ての通りカゲロウの幼虫が化石になったもので名前をエフェメロプシス( Ephemeropsis )って、言いますねん。
そして、その直ぐ下には大きなカイエビ化石が見えている。
また、これと同じよな化石は山口県の日置郡黄波戸などからも産出していますが、これほどサイズは大きくない。
もし、このような5cmもあろうかというカゲロウの幼虫が今も生存していたとすると、その成虫のサイズはどれだけの大きさだったのだろう・・・
普通種である大型のミカドガガンボなんかを見ても感動するのだから、この大きなカゲロウの成虫も、さぞや見応えのある昆虫だったでしょうね。

--------------- DATA ---------------

カゲロウの一種(幼虫)
Ephemeropsis trisetalis

時代:中生代 白亜紀
産地:中華人民共和国 遼寧省 錦州市




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