👆こちらは恐竜が闊歩していた1億3000万年前(白亜紀)の昆虫化石。
では、この昆虫の正体は?
何となくは分かるけど…
前翅長(翅の基部から先端まで)は1cmほどど小さく、おまけに印象が薄いものだから好い加減なことは言えない。
が!
幸なことに、この化石にはネガとポジがある。
※どちらをネガとポジと表現して良いのか分かりませんが…ww
で、その双方を撮影した後に一方を反転してコンポジットしてみると…
双方の欠落した部分が補えて全体像が見えてくるんたなぁ。
で、その印象から正体を特定すると…
はい、あの嫌われもののGですよ。
そして、その翅の前翅長からしてチャバネゴキブリやモリチャバネゴキブリほどのサイズ。
な・ん・だ・け・ど…
チャバネやモリチャバネと比べると翅脈形状が違う。
まぁ、どちらかと言えばヒメチャバネゴキブリにの翅に似てるかな?
ただねぇ…
Gには間違いはないのだけれど、この手の同定は属の特定すら難しい。
だからG(ゴキブリ)の一種ってところが無難かな?
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