錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

滞りなく進行中

2022年05月24日 | 昆虫・植物
梅雨だ!雨だ!仕切り直しだ!と嘆いていても、島に滞在中は強制採卵など取り敢えずやれることだけはやっていた。
が!
その中でシロオビヒカゲだけは1卵も産卵しない。


まぁ、外は陽射しもなく気温も低かったので、そも一つの要因かもしれないが羽化したばかりメスだったので未交尾の可能性もある。
そこで良さそうなオスを採ってきて吹き流しで同居させ数日間様子見し、自宅へ帰ってからは温室内で暫く放し飼い。
その甲斐あってかシロオビのオスがアタックするとジャノメスキップを始めたことから、これはイケるんじゃないの?と、その数日後から鉢植えのネザサを入れて採卵を試みた。


すると・・・
日中は殆ど飛ばない成虫が陽が西へと傾き、照度が落ちていくと共にネザサの周囲を活発に飛び回り産卵を始めるようになりました。
それも複数のメスがネザサの周囲を飛び交い、人が横で見ていてもお構いなしに産卵を繰り返しています。


そして、その卵は今のところ萎んていないし、母チョウの産卵ぺースにムラが見られないことから有精卵の可能性は高いと思いますが・・・
孵化した幼虫の姿を確認できてないだけに諸手を挙げては喜べない。
ただ、今回は4頭のメスを用いているし、採集時に全てのメスが未交尾だったとしても後に投入したオスと1頭くらいは交尾してくれている・・・ かもしれない。
と言うか・・・
そうであってくれたらありがたい。

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